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「…僕が居ないからって寂しくて泣かないでね」
と、からかい口調の蛍ちゃん
今の体制からは表情は分からないけど声色で分かる
これは絶対ニヤニヤして意地悪な表情を浮かべてるに違いない
「…っな、泣かないよ！」
「へぇー、そう。」
「…………泣かない、けど…寂しいよ」
「うん」
私は前にきてる蛍ちゃんの両手をギュッと握った
「愛乃……。」
不意に頭から重みが消えて名前を呼ばれたため上を向くと唇に柔らかい感触がしてやっとキスされたんだと気付いた
初めは触れるだけのものが段々と深いものに変わっていく
「ん…っ………ふ、…はっ」
「……ん」
「はぁ、………け、ちゃん？？」
「ふ、充電 」
「っ、もう」
私は軽く蛍ちゃんの肩を叩いてコテン、と頭を預けた
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