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3年side






菅原「月島と愛乃ちゃんが行きそうな場所って何処だ??」







東峰「…さぁ?そもそも俺はあんまり愛乃ちゃんと話した事ないしなぁ…」






澤村「だよなぁ…俺もそこまで親しくないし


かと言って月島とそんな話をする様な仲でもないからなぁ」







そこまで言うと3人は黙り込んだ







菅原がふとスマホを見た時思いついた様に呟いた







菅原「今は昼時だからもしかしたらどっかで昼食ってるかもしんないべ?」







澤村「それもそうだな」







東峰「じゃあ近場の店を探すついでに自分達の腹ごしらえでもするか」







菅原「賛成ーさっきから腹鳴ってたんだよなぁー」







澤村「はは、実は俺もだ」






3人はとりあえず空腹を満たす為に近くの店に入った






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菅原「ふーっ食った食った!」







澤村「じゃあ探すかー」







東峰「じゃあまずはあそこの喫茶店でも見てみるか」







何となく雰囲気の良い店でカップル達が多くいる






ガラス張りになっていて中の様子も外から伺う事が出来る







あまり近づくのも気が引ける為3人は離れて並木道にある木からそっと店内の様子を伺う






菅原「あ、いた」







東峰「は?!嘘!」







澤村「嘘ついてどうすんだよ」







菅原「ほら、あそこの窓から少し離れた席のところ」







菅原の指さした方を見ると確かにそこには月島の姿が……







澤村「愛乃ちゃんいなくね??」






東峰「席立ってるんじゃないか?」







菅原「まぁ、とりあえずあいつらに連絡するか」








そう言って菅原はスマホを手に取った








3年side end