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「元々俺達を狙っているんだ。言われなくても退治する」


「・・・そうでしょうね。ですが・・・これは貴殿方だけの問題ではないからです」


そっと瞬きをすると、彼女は遥か遠い昔を思い出す様な仕草をした。


「私は、この国の民を守らねばなりません。それに、貴殿方は桁違いに力が強い。この方も・・・」


そっと舞姫の頭に触れる。


相変わらず目を覚ます気配は無い。


「どうするつもりだ?」


「そう警戒せずとも、何もいたしません」


「何もしないだと?ふざけるなっ。現に青風を傷付けたじゃないかっ!!」


「―――・・・そうでしたね。理由があったにしても、それは謝らねばなりません」


「・・・・・・っ、・・・?」


不意に、それまで全く身動ぎしなかった舞姫が薄く瞼を開いた。







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