03
「はぁ・・・」
毎回毎回、何をしにくるんだかと内心ため息をつく。
「―――龍作」
青風に呼ばれて龍作は気を引き締める。
「―――ああ。あいつ、御上と同じ事言ってたな」
「偶然か、それとも二人は何か知っているのか・・・」
「どちらにしろ気にしたってしょうがないだろ?」
「そうだが・・・宮中での事かもしれないんだぞ?それこそ・・・」
「―――青風」
龍作が青風を征する。
「滅多な事を言うもんじゃない。ましてや俺たちは・・・」
「・・・・・・申し訳ございません」
「いや、いい。さて、そろそろ行くか。無駄足くっちまったしな」
まるで何事も無かったかの様に龍作は部署へ戻るべく足を進める。
その後を納得しない顔をしつつ、青風が続いて行く。[ 13/47 ] [*戻る] [次へ#]
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