世界崩壊後に突如出現した謎の個体の名称。外見は所謂ゾンビに良く似ており爛れた皮膚はぬちゃぬちゃとした粘着質の体液と赤黒い液体に覆われている。鋭く巨大な爪と歯牙、小さな紅い瞳が特徴。現在確認されているものは体長約2m程度。破壊衝動、殺戮衝動が強く、人間などの生物を見付ければ襲いかかってくる。何故人を“喰らう”のか正確には不明だが恐らく空腹を満たす為だと考えられる。また、喰われた者が屍人になるというサイクルはあまり考えられていない。にも関わらず屍人の個体数は増加の一途を辿っている模様。

また、基本的には人語を喋る事はなく、濁音混じりの奇声をあげている。その叫び声を長く聞いていると気が狂いそうになることもあるらしい。だか極希に知能の高い個体も存在するらしくカタコトの人語を操る屍人も存在するらしい。

尚、屍人は刃物や銃器などの武器で一定以上のダメージを与えると消えるらしい(=生物で言う死亡)。