片眼の少女

片眼の少女
【その他*アナログ画】

突然話し掛けてきた謎の少女の片方の眼は、光を宿していなかった。
言い方は悪いが、まるで死んだ魚のようだと思った

『アンタ、すごい困ってるんだな。』

少女の小さな口が動く。
困っている?私が?
私は、少女の言っている意味がよく分からなかった。

『どうしてそう思うの?』

私は首をかしげる。それでも少女は表情を変えぬまま、一心に私を通して【何か】を見つめていた。

『だってアンタ、たくさんの"人"達にとり憑かれてるから。』



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エセ小説を入れてみる。(笑)
蟲師を観て、緑色の片目をどうしても描きたくなった。
うん、良いわ。←

 
(8/2 '16)

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