ハンター | ナノ
omake [ 26/60 ]

おまけ




「もしもし?」
「なんだ」
「あのさ、バスルームに入る時に”絶対に入ってこないで”っていう女の心理ってなんだと思う?」
「は…?お前にそういう相手がいるなんて意外だな」
「そういう相手の意味がよくわからないけど、いいから教えてよ」
「…それはお前、”入ってきてね”の意味に行きまってるじゃないか」
「そうだよね」
「ああ」
「でも、入っていいか聞いたらすごく怒ってたんだけど相手」
「馬鹿か、そういう時は何も言わずタイミングを見計らって入るんだ」
「…そうか。聞いたから怒ってたのか」
「さり気なくやれ。まだまだだなお前も」
「煩い。さりげなくか」
「押すことが大事だぞ。男女関係は」
「そっか、次そういうことがあったら押してみるよ。ありがとう」
「ああ……ちょっとまて」
「なに」
「今ハナコがお前の家にいると以前聞いたが…まさかその女っていうのは、」
「じゃあ、俺忙しいから切るよ」
「おい!ま」


プープー


「…おい、シャル」
「なにー?」
「今ハナコはゾルディック家にいると言ってたよな」
「うん、仕事で住み込みしてるらしいけど…どうしたの、すごい殺気出てるけど」
「…ちょっと出てくる。」
「ふーん。あ、ハナコだ。ナイスタイミング。団長出る?」
「…いや、いい。」
「あっそ。もっしもーし」
「…」


―――――

その後、

一人寂しくプリンをやけ食いするクロロをマチが目撃。
シャルは電話で八つ当たりされる。
ミルキはイルミに訓練という名のお仕置きをされる。


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