金青紫「」ガタンゴトン……
紫「なあ、人間って生きてる以上は絶対に大腸に大便が詰まってるんだよな」
金「そうなんじゃないのか?」
青「なんだよいきなりきたねえな(素)」
紫「つまりさ、人間なんて歩く糞袋じゃん」
金「一理ある」
青「ないよ。」
紫「今も3つの糞袋が電車に揺られてるんだぜ……」
金「感慨深いな……」
青「………」

紫「うんこの運行……」
青「むらさき、」
金「うんちの運賃……」
青「やめなさい」




紫「」ヌリヌリ
黒「兄さん、僕もリップ塗りたいです」
紫「ああ、わかった」
黒「じゃあ……っんむ!?」
紫「……っ……ふ」
黒「んんっ……く……」
紫「……ほら、しっかり塗り込めたぞ」
黒「き、キスでリップ塗るなんて……」ドキドキ

青「あたまがいたい」




紫「」
父「」

青「……んン? 何故に、父さんと紫はキスを……?」
金「紫の奴、イタズラに親父の髭に噛みついたんだ」
金「歯の隙間に引っ掛かって取れなくなったらしい」
青「」
黒「もう30分あのままなんですよ」

父「たすけてくれ」



紫「真夏の入道雲」
伝「ほう」
黒「僕は?」
紫「うーん、半月の影」

金「お前ら、何の話してんだ?」
黒「紫兄さんが目の色を表現してくれるんです」
金「なあなあ紫、俺の目は?」
紫「エビの卵」



黒「兄さんっ! ふふ……大好きですよ」
金「黒ぉ、俺もだぞっ」

紫「いちゃついてんなぁ」
青「かわいいもんじゃないか」
紫「俺も青が大好きだぞ」
青「はあ」
紫「具体的に言うと」
紫「静脈注射したいくらい好き」
青「えっ?」



紫「青ー! お腹すいたー!」
黒「何か作ってくださーい」
青「お前らは二人とも料理できるだろ………」
紫「あー、青のせいでお腹と背中がくっついちゃうな」
黒「ねー。」
青「んなわけないだろ……」

紫黒「くっついたー!」ピトッ
青「二人で重なっても無駄だぞ(かわいいなあもう)」




紫「なあ青、翠がもう一本尻尾生えてんだけど」
青「はぁ?」
紫「ほら、茶色の尻尾が」
翠「〜♪」フリフリ
青「茶色……まさか」

青「翠、ちょっと失礼するぞ」ペロン
黒「ぎゃっ」
紫「髪の中から黒が!?」
翠「黒、ずっと俺の背中に張り付いてたのか!?」
青「なんなんだ……」




金「紫にはめられた……」
青「どういう意味だ?」
金「穴に……」
青「……落とし穴か?」
金「だったらよかったのにな」
青「」




青「……ッ!? どうしたんだ、金」
金「へへ、派手にずっこけちまった」ケラケラ
黒「薬を塗りますから、泥を洗ってきてください」
紫「ズボンは脱いでけよ、裂けた膝を繕ってやる」
金「いっつもすまねえな、みんな……イテテ」
青「無茶するんじゃない……全く」




黒「兄さん、お菓子のこれには何が入ってるんですか?」
青「シリカゲル」
金「尻化ゲル?」
紫「尻嗅げる?」
青「あのなあ」





金「むらさきィィィ!!!! 今度こそ貸したお金を返してもらうぞ!」
紫「ま、待てよ金」アセアセ
金「だめだっ! 返すまでここは通さん!」
紫「かっ……! 勝手にしろ! お前がそこをどかないのならこの部屋は糞まみれだぞ! それでもいいんだなァ!?」
金「ここお前の部屋じゃん……」




金「青! 大変だ! 紫が禁欲生活長すぎて口から精子吐いてる!!」
青「ハァ!? なんだってまたあいつが禁欲なんか……!!」
金「溜めまくった後はシコると更に気持ちいからって」
青「待ってろ! 今助けに……行かなくていいか。」
金「だな」




紫「人を食べるのは大好きだなぁ」シタナメズリー
青「……」
紫「腸詰め? いや、そんな言い方はしないな、ソーセージはソーセージだよ あっ、でも最終的には腸詰めかwwww」
青「……」

紫「えいっ」ズボッ
青「いきなり人のパンツ下ろして何をしやがる!!!」
紫「」ボロン
紫「双生児のソーセージ」
青「」




紫「絶対に言いそうにないことを言った人が優勝です!」

伝「ふぇぇ……おしっこもらしちゃったよう……」
紫「優勝」
青「優勝」
黒「勝てるわけがない……!」
金「完敗した」

伝「お兄ちゃん……ぬれちゃったおまた、フキフキして?」
紫「優勝だから!」
青「それ以上自分を傷付けるな!!」
黒「ドクターストップ!! ドクターストップ!!」
金「全米が泣いた」




金「咆が喜ぶかと思って、凍らせて食うゼリー買ってきたぞ!」
青「それはいいけどこれ……ペット用じゃねえか!」

咆「ひ、ひどい! お前って奴はオレをなんだと……けど美味い……!」ムシャムシャ
青「お前はそれでいいのか!」

黒「」ムシャムシャ
青「お前もそれでいいのか!!!」




父「寝る前には歯を磨きなさい」

青「紫、早くしろよ」
紫「んー、起きたらな」
青「お前、朝は磨くのに寝る前は磨かないよな……早く磨かんと寝れんだろ」
紫「朝の歯磨きはマナーだからな(こいつ本当は俺と寝たいんじゃないか?)」
青「いいやだめだ、虫歯になったらどうするんだ」
紫「虫歯になるだろ? 歯がなくなるだろ? プレイの幅が広がるんだなこれが」
青「いいから口開けゴルァ」
紫「ングッ!?」シュコシュコ
青「」
紫「」シュコシュコ

青「ほらすっきりしただろ」
紫「んー、青が歯磨きしてくれるんだったらこれからもよろしく頼むぞ」
青「甘えんじゃねえ」
紫「イラマチオされてるみたいで興奮したしちょっと気持ちよかった」
青「ぶち殺すぞ」



黒「咆兄さんの手料理はとても美味しかったですよ」
青「咆の手料理? いつの間に練習したんだ……」

咆「うぅ、うぁあ、ぅぅぅ」ガクガク
金「!? どうしたんだお前、そんなとこでうずくまって……」
咆「いてえよぉ……いてえよぉ……」ガクガク



黒「明日は雨なんですか?」
青「? いや、晴れるはずだが……なんでまた」
黒「いや、紫兄さんが部屋でてるてる坊主を」
青「ふむ……何か大事な用事でもあるんだろうか」

金「……青、飯の時間だってのに紫が来ないんだ。呼んできてくれるか?」
青「あいつはいつも一番に来るのに……」


おわり




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