今日は1日落ち着いていた。
 間抜けな淫売共に性欲を刺激されることはなかった。

(´<_` )
 糞尿を水で流し、喉に管を差し込んで餌を入れるだけの簡単な仕事だ。怪我をさせれば10万はチャラ。分かったな?

 薄汚れた札束を振れば面倒くさい事は誰かが何でもしてくれた。
 金が欲しいが為に俺の下にやって来る奴もいたが、そういう奴は中途半端な仕事をするから都合が悪かった。

―うげええええええ…

 壮大に吐き戻す声が聞こえる。
 性的興奮は覚えなかったが、やはりあんな奴に任せるのではなかったという後悔が頭をよぎった。

 お気に入りの玩具を汚されて泣く、子供のような自分に腹が立った。








川 - )
 お"どや"…あ"い"じでる"…

 ついこの間、自分のちょっとした疑問を解消する事を目的に、人形に夢を見せてやった。

 内容は簡単。
 人形の子宮に自分の種を植え付けてやったのだ。

川* - )
 あっ…ぅあぁっ…おとやっ…すきぃ…

 自分自身に薬を打って無理矢理勃起させ、異臭を放つ汚いそこに生のままぶち込んだ。

川; - )
 んぐぅっ!げっ、がふ、のごおっ…!

 散々弄ばれ拡張されたそこはとても緩く性感は全く得られなかったが、首を締めれば辛うじて達する事が出来た。
 そしてそれはひゅうひゅうと喉を鳴らしながら、指の無い手で幸せそうに腹をさすっていた。

川; - )
 おとっ…っあぁ…すき…すっ…き…

 俺は息子を何度も清めたが、しばらくは自分で触れる事すら不快感を伴った。

 ちょっとした疑問の答えを出す時を、楽しみにしよう。








 今日は精神が安定していた。
 たまには人形を手入れしなければ、と思い兄に人形の手入れを頼んだ。

( ´_ゝ`)
 いつも通り好きにしていいんだよな?

(´<_` )
 構わん。兄者の好きにしてくれ。

 兄者は性別も年齢も様々な人形を複数飼っている。
 俺と異なるのは、全ての人形が間違いなく愛されていること。
 彼は育成が趣味で、流行りの洋服を着せ、好物を食べさせ、勉強もさせる。
 そして完全に洗脳すると、必ず優しく抱いてやりながら殺すのだという。

 その"抱く"の意味は、知りたくもなかった。

―ああああああああ!!!!!!

 兄者もうちの人形をそこそこ気に入ってくれている。
 だがうちの人形は、兄者がどこまでも嫌いのようだった。

 報われない愛を身近に感じ、兄者は悲しい奴だと思った。







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