* 紫と茶色のカラーリングのキャンディの包み紙を丁寧に剥く。 「よく飽きねーな」 「別にええやろ」 定位置の畳に横になりながら呟くボッスンに言い返す。 「アタシなんか小二から毎日五本ずつ食べてるから、えぇと……」 「計算すんなよ! ……おめー今までで一万六千本食ってんのか!?」 「計算しとるやないか!」 包み紙を剥くと、橙色に輝く飴が出てきた。 それを口に含み包み紙の裏を確認すると、屑箱に捨てた。 「一万七千かぁ……アタシすごない?」 「いやだから一万六千って言ってんだろーが!」 なに勝手に増やしてんだ、とツッコまれるが気にしない。 「ペロキャンの方がスケット団よりも付き合いが長いんやで」 つまらなそうに溜め息をついている。 …── 続きが書けないので下書き保存したまま一週間。 とうとう本当に書けなくなってしまったので未完成のまま公開(=放置)。 12.10.15 〇 |