──…

「よっしオレに任せてみろ!」
ボッスンははりきって黒板消しを持ったが──
「……ってお前も届いてへんがな!!」
 あと数センチ足りなかった。
「なんやそれカッコ悪ッ!! ちょお待っとってな、スイッチ呼んでくるわ」
「待て! よーし見てろよ!」
 少し背伸びすると消したかった部分に届いた。
「男子の身長舐めんなよ!」
 得意気に言うボッスン。
「いや、アタシ見てもーたもん。最初のヤツ。だいぶカッコ悪かったぞ」
「い、いいんだよ別に!」
 そう一蹴するとヒメコの手と自分の手を見比べた。

…──





ボッスンの身長生徒手帳で調べてみたら171cmで、さすがにとどかないはずないなー、と没。
でもこっちの方がスケットっぽくて気に入ってます。






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -