※ w など注意。会話だけ。


クリスマスSS 〜真斗の場合〜



「クリスマスだね」

「ああ、クリスマスだな」

「……ねぇ、真斗くん、ちょっとお願いが、」

「だが断る」

「ちょ、ひどいwww」

「お前の持っている袋を見て嫌な予感がしたんだ」

「いやんもぅ、真斗くんってばそんなとこばかり敏感になっちゃってーww」

「……おい、まて、ちょっと待て、何故そんなに手をワキワキしながら寄ってくるのだ!」

「うふ、うふふふ」

「気持ち悪いぞ!なまえ!」

「なによぉ、恋人になんつー言い草!」

「寄るな!だいたいそれ、よく見ればスカートではないか!なぜカツラまで入っている!!」

「ウィッグっていいなさい!オサレに!」

「おしゃれもへったくれもあるか。寄るななまえ、頼むから」

「ふ、だが断る!」

「お願いだ!やってくれ!私の眼福のために!!」

「自己中心的すぎだ!」

「たまのワガママじゃ文句あっかー!!!」

「う、わあああああ!服に手をかけるな!こらっ、なまえああああああぁぁぁああ!!なんという怪力、どこにそんなちからがぁああああ!」

「乙女の底力じゃああああうらぁあああああ!!!」

「ぎゃあああああああ!!!!」



キャラ崩壊乙です。


クリスマスSS 〜トキヤの場合〜


「ね、トキヤくん」

「なんですか、なまえ」

「…私のこと、好きですか?」

「何を今更。好きに決まってます」

「ふふ、よかった」

「どうしたのです?突然そんなことを」

「んー。……トキヤくんみたいな素敵な人が、本当に私みたいな人と一緒でいいのかなって思って」

「私は、貴方と一緒がいいのですよ」

「嬉しいなァ。まったく、君は私の欲しいセリフをドンピシャくれるよね」

「愛してますからね」

「ねね、トキヤくん」

「なんですか?」

「………メリークリスマス」



甘い?真斗との温度差。




クリスマスSS 〜翔の場合〜


「しょっ、うっ、ちゃああああん!」

「うわぁああああああああ!!!!」

「うわぁい翔ちゃんの匂いだうへへへへ」

「おまわりさーん!ここに変態がいますー!」

「ちょっ、翔ちゃんひどいwww仮にも恋人だっつーにその扱いってwwww」

「………」

「なによ」

「なんだ、お前も可愛いとこあんじゃん」

「ななななんなのよ!う、わっ!なんで抱き寄せて、」

「すっげー可愛い、そのシュシュ。うんうん、こういう日にワンポイントなおしゃれがお前っぽい」

「……ほっ、褒めても何も出ないからな!?」

「いいよ、可愛いお前見れただけで満足」

「可愛い可愛い言えば女が落ちると思うなよこのタラシ野郎うわぁあああ!とる!こんなもんとってやる!なんで気づくの馬鹿ぁああ!」

「なんでって…おまえが好きだから?」

「………翔ちゃん、今日はサービスすごいね。ついついおねぇさんいつもの変態がなりを潜めちゃったよ」

「(作戦通り。クリスマスくらいは……イチャイチャしたい!まともに!)」


ちょっとイケメンな翔ちゃん




クリスマスSS 〜音也の場合〜


「「いくぞぉおおおお!!!」」

「さっいしょっはグー!」

「じゃんけん……」

「そりゃぁあああ!」

「うぉりゃあああ!」

「…………ま、負けた」

「ふん。じゃあこのケーキ余りは私がいただきますわ。おーっほっほっほっほ。食べ物に関しては負ける気がしねぇ」

「くぅ……。はぁ、わかったよ、でも太ってもしらな、」

「死にさらせうおりゃああああ!乙女に太る言うなぁあああああ!!」

「じゃあお菓子控えなよ。なんだか最近抱きしめた時に…」

「それ以上言ったらこのギターで……貴様の頭を……ふふふ…」

「う、わああごめん」

「……ふ、太ったのかな」

「…正直いうと、ちょっとだけ、柔らかさが」

「胸は育たないのにね」

「俺が育てようかって言ってるのに」

「死ぬ?」

「ヤダ」

「甘いもん控えないと……?でも、甘いものは欲しいし……」

「あ、じゃあこうしよう?」

「えー、なにな………んんっ!?」

「…ふっ、ごちそうさま」

「お、おま、おま……き、キス……」

「へへ、甘かったでしょ」

「どーちーらーのーギターにーしーよーうーかーなー」

「やめて!殴らないで!」


うちの音也はこういう扱い


クリスマスSS 〜レンの場合〜


「貴方なんてっ、貴方なんてうわぁあああああああああああああ!!!」

「ちょっ、待ってハニー!」

「なによっ、なによなによ!私よりもあの子たちが大切なんでしょ!?いいじゃないっ、私なんて飽きたらポイなんだからっ」

「だから待って、」

「抱くだけ抱いて……私をボロボロにしといて…」

「こら、まちなさい!」

「きゃっ!いやぁ!やめて!そうしてまた私を……私にひどいことするのね…」

「……ハニー、おふざけはそこまでだ」

「ああ!もう、なによせっかく音読してたのに」

「そんな本どっから見つけたんだい!?………こらっ、年齢指定が、」

「……うそ、音也が健全なお付き合いの参考になる本って言ってた」

「……彼か。彼の言葉を本気にしないの。めっ」

「きゅん。レンきゅんの、めっ、は破壊力ありますねー」

「とりあえず、この本は没収。あとで彼にはきつく言っておかないと」

「なんでです?彼のおかげで君にアタックできたのに」

「誰が本気で体当たりしろって?完璧にネタだろう?」

「ええ、あとで音也に笑われました。彼ってそういう人ですから」

「ああもう。もういいね、せっかくのクリスマスだ。そんな時にハニーはほかの男のことを考えるのかい?」

「……君だけだよ、私の心を占めているのは」

「ありがとう。愛してるよハニー」

「私も、好きです。ダーリン」


ギャグ、からの微甘




クリスマスSS 〜那月〜


「なまえちゃぁああああん!」

「ひぃいいいやぁああああああ!!!」

「愛してますよぉおおお!!」

「ちょっ、やめ!何その手に持ってるものぉおおお!!!」

「え、何って、可愛いサンタさんの洋服じゃないですかぁ」

「サンタコスなんておま、このサイトじゃ通用しねぇよばかぁあああ!!!どーせミニスカサンタハァハァとかやるんだろ!?YO☆ME☆TA☆ZE!」

「じゃあピヨちゃんパジャマもっ!」

「コスプレしたら押し倒されるフラグ……ぎゃああ!」

「はい、捕まえましたよぉー、一緒にお着替えしましょうねー」

「一緒はやだぁあああお着替え自体やだぁああああ!」

「ほらぁ、バタバタしてると間違って洋服脱がしちゃいますよ?」

「……」

「いい子ですねー」

「ちょ、なんで服に手ぇかけてんの」

「え、誰が静かにしたら何もしないなんて言いましたか?」

「さっちゃんだ!きっと裏でさっちゃんが操ってる!!ピュアな那月きゅんがこんなこと言うはずない!」

「えへへ、男は皆狼なんですよー」

「ひ、ひぃいいいいい!!」

「うふふ、何しようかなぁ〜」

「ああっ、あんなところに翔ちゃんがっ!」

「今は大好きななまえちゃんと一緒に居られればそれでいいんですよぉ〜」

「やべ、こんな状況なのにトキメク……」

「ときめいたままイっちゃってくださいね」

「……ここ、健全サイト」

「健全な高校男子ですよぉ?」

「……翔ちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!たぁあああすけてぇええええええええええ!!!!」



「…もぅ、残念ですぅ」

「た、助かった…」

「助けてよかったのだろうか…」



…いえ、なっちゃん好きですよ、大好きですとも。
好きキャラではじめとおわり。幸せでした。

それでは皆さん…

ハッピークリスマス!!



12.12.25






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テーマ「人外ファンタジー」
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