2013/02/02 20:06



「…私が、見えるの?」

「見えるって………。そりゃあ、人だし、見えるのだろう」

「んーん。私幽霊なのー」

「へぇ、ゆうれ…幽霊!?」

「うん。なんかね、未練があるみたいで。私、死にきれなかったんだよ」

「未練って?」

「それがわからないから、ここでずっとさまよってるの。ここにあるのは、わかってるのに」

「ここって、早乙女学園……?じゃあ、君、作曲家かアイドル志望だったのか?」

「それすらおぼろげね。私、未練があるってことしか、知らない」

「なんだそれ」

「……ちょーどいいや、私が死ねるように、手伝ってくれない?」

「は、ぁ!?」

「だって。見てくれたのなんて久しぶりだし、私一人じゃ何もできないし」

「まあ、いいけど……」

「ありがとー!さって、じゃあ早速…私について調べてほしいな!!」

「どうやってしろと。君について何も知らないよ」

「私の名前は、みょうじなまえ。それも覚えてる」

「みょうじ、なまえ…………。仕方ない。とりあえず、出来るとこまでやってみるから。その…無事に成仏できるといいな」

「そーだね。いい加減ここでさまようのも、疲れた、し」

「君も、できるだけ思い出してね…」

「ふーい。がんばるよー!」


という、かんじ。プリンス誰か決めてないから口調バラバラ(笑)







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