無題
2010/05/25 00:27
灼＝灼月
キ＝キノ(絹ヶ崎昌人)
灼「あぁ〜、つっかれた〜」
キ「いきなり何だよ」
灼「……久しぶり」
キ「大分、疲れてるな」
灼「創作しっぱなしだからね」
キ「今週、ゼミで作品提出だろ？」
灼「oui」
キ「は？」
灼「ウィ」
キ「何だよ、それ」
灼「あれ？ 知らない？」
キ「知らない」
灼「エルに会ったこと無いっけ？」
キ「無い」
灼「何てこった」
キ「何が」
灼「その内、会わせてあげるよ」
キ「エルって子に？」
灼「oui」
キ「だからそれ──」
灼「そのうち分かるから」
キ「……わかった」
灼「さて、話を戻しまして」
キ「作品提出の話？」
灼「そうなんです。そして、来週が合評」
キ「合評？」
灼「自分の作品を皆に読んでもらって、良い部分と悪い部分を指摘してもらうの」
キ「大丈夫かよ」
灼「そんなわけないだろーー！！」
キ「落ち着けって」
灼「うぅ……時間が止まれば良いのに」
キ「お前も止まるだろ」
灼「良いよ。それが狙いなんだから」
キ「道理に適ってて結構」
灼「時間を止めようとしてる時点で道理に適ってないんだけど」
キ「気にすんなって」
灼「時間だけは無理だからね」
キ「当然」
灼「……はぁ」
キ「そんな、お前に良い報告」
灼「なに？」
キ「ノディスに嘘がバレました」
灼「マジか！」
キ「かなり、ご立腹だったけど」
灼「そりゃ怒るだろ、どうして嘘ってバレたのさ」
キ「それは、まあ──」
灼「ミレアか」
キ「そんなとこ」
灼「さすが『調律士最後の良心』だね」
キ「シズ姉も優しいと思うけど」
灼「あれはダメだ。天然だから」
キ「ああ、納得」
灼「でしょー？」
キ「ノディスも大変だろうな」
灼「そうだね。悪戯控えなよ」
キ「キヲツケマス」
灼「棒読み！？」
【終了】
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