かぷっ

一瞬何が起きたのかわからなかった。瞬きを数回して、ちょっかいを掛けてきた男を見ると、にこりと気持ちが良いほど胡散臭い笑みを返された。まだ、耳に残る生温かさに手をやると、何が起こったのかだんだんと分かってきた。瞬間、サアアアと一気に血液が引いていくのが分かった。

「うわあああ!!なっ…何するんだジェイド!!」
「いやぁ、つい」

なんて言いながらにこりと微笑むものだから、噛まれた耳を押さえながら呆然としていた。一緒にちょっかいを掛けてきたアニスも、こればかしは同情の目で俺を見ていた。

「冗談にも程があるだろ!!」
「冗談ではない、と言ったらどうします?」
「へ…?」

そう言うと、ジェイドはまた胡散臭い笑みを浮かべ、何事もなかったかのようにルーク達のいる場所へ帰っていった。俺は男の後ろ姿をただただ呆然と見ていた。始終、でかい男2人のむさ苦しい言い争いを見ていたアニスが珍しく控えめに口を開いた。

「顔、真っ赤だよ」
「へ…?」






end









ペタカプスキットはある意味伝説だとおもうんだ(・ω・)
ゲーム中にあのスキットを見るとムラムry…ドキドキします!
大佐はいったいガイのどこを噛んだんでしょうね?
やはり…
@耳
A首筋
B口
のどれかだと思います。
Bは欲がでちゃいました、はい。
みんなそう思ってますよね(^ω^)(こっちみんなw)



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