「変わったなぁ…」
残念そうに眉をしかめるのは、銃を此方に向けている変わり果てた幼馴染み。
それは俺の台詞や、と黒く光る銃を突き付けたまま思った。
見た目、言動、声、態度。
昔はそんな顔で笑う奴ではなかった。もっと、綺麗な顔で笑い掛けてくれた、優しく話しかけてくれた。
なぜ変わってしまった。
いつ変わってしまった。
なぜ気づかなかった。
なぜ気づけなかった。
悔やんでも、もう戻れない。
昔はいつも一緒にいる仲だったのに、今は彼と銃を向き合う仲。
運命とは残酷なモノだ。
「さよなら、」
「白石」
「謙也」
泣きそうな顔は昔と変わらない
end
OH…短い(^q^)
とりあえず両方の視点から見れます。