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子供の頃に二人で街の露店で買った組紐を、尚香はもう忘れているだろうなと思いながら、平服で仕事する時に腕につけていたら、城の中で出会った尚香が陸遜の組紐に気付いて、「あら。その組紐懐かしいわ」って言われて、「覚えていらしたんですね」って陸遜が驚くと「うん。だって私も持ってるもの」って、懐から組紐を出して、「外で遊んでいる時に切れちゃったから懐に入れてるのよ」って言われて、「……姫様、良ければ今から出かけませんか?」って言う陸遜。「急にどうしたの?」って驚く尚香に「新しいものを差し上げたくて。あの日と同じ露店があるかは分かりませんが、探しに行きましょう」って微笑む陸遜。
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