続やめてください

※微裏注意



結局若に擦られたり舐められたりしたがやはり勃たなかったので、おれはいたずらだけでどうにか若を何度かイかせて満足してもらった。

現在は一緒に寝室のベッドで寝ているのだが、おれの性器を抱きしめながら足を絡めて丸まっている若をどうにかできないだろうか。風呂に行きたいのだが。


「若、そろそろ離していただけませんか?」
「ユウ、てめェは不感症なのか?どうして勃たねェんだよ。」


はい、会話が成り立ちません。
自分より下の位置にいる若を見下ろすと、今はいつも付けているサングラスを外しているので隠れていない鋭い目がおれを見上げていた。
身長が人外に高い若をおれが見下ろすことなど珍しい事である。


「不感症ではありませんよ。男を性の対象として見れないだけです」


それは若も分かっているだろうに。若と出会う前は普通に女性と遊んでいたし、やることはやっていた。

若と出会ってからやらなくなった理由は、さすがに刺されまではしないが女性に会った後若がおれに付いたキスマークを引っ掻いたり、おれを池に投げ入れたりしてくるからだ。刺されないだけまあ良いかと思うおれは根っからのドレスローザ民だからなのだろうか。
 もちろん付き合ってもいない男にそんな仕打ちを受けるのは少し気にくわないが。


若はおれの言葉に口をへの字にした。男がそんな顔をしても微妙に残念な気分になるだけだ。


「つまらねェ野郎だな、てめぇは」
「………すいません」


言われた事に内心不服になりながらもとりあえず謝ってみるが、若はその返事は気にくわなかったようでおれの性器をギュッと握った。痛くは無かったが心臓を握られてるような感覚になるので止めて欲しい。

つまらない男だと思うのならもうおれに構わなければ良いのにとそんな事を思うが。それを読み取りやはり気にくわなかったのか、若は眉間に皺を寄せると顔を下を向け、同時におれの性器が生温かいものに撫でられた。
若がおれの性器をその長い舌で舐めたようだ。


「オイ、ユウ。テメェのこれが勃つまでイジメてやるから、さっさと勃たせろよ」

「は?ちょっっ、若!?」


ニヤリと楽しそうに笑い、息子を手で擦る若におれは口を引きつらせた。

だから何度も言っているが勃つはずが無いだろうが。

本当に、やめてください。