The appearance of the hero2
ホグワーツに現れたハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーは秘密の部屋にいる人たちを見て驚きました。
そしてロンは私を見て「なんでスリザリン生がここにいるんだ」と警戒した様子で言ってきたのをネビルが説明してくださいました。
「もういっそ、服に“ヴォルデモートの馬鹿”とでも書いておいた方がいいのでしょうか」
思わず面倒くさくなりそう呟いた私に、近くにいたダンブルドア軍団のグリフィンドール生は苦笑しました。
それでもまだ三人は警戒していましたが、念のために私の用意していた寝ていなくても寝たことになる徹夜用の高価な栄養ドリンクの差し入れを飲んでくださったので少しは信用はしてくださったようです。この薬はなかなか手に入らないので三つしかありませんでした。最初は怪しんでいたのできちんと毒味もしましたよ。
それからこちらの事情を話したり、協力をしたいというダンブルドア軍団の協力を仰ぐか迷っているハリーとネビルたちの言い争いを聞いているうち。ルーナ・ラブグッド、ジニー・ウィーズリー、ウィーズリーの双子とリー・ジョーダンがやってきました。偽物のガリオン金貨で連絡を受けて来たらしいです。
彼らも交えて話し合い、ハリーはルーナと一緒に分霊箱であるレイブンクロー髪飾りを探しに行きました。
私は髪飾りの場所を知っていますが、下手に原作を変えるのは危険だと思い言わないでおきました。
それはダンブルドア軍団への裏切りに当たるかと肝を冷やしましたが、私は死にませんでした。裏切りとは見なされなかったようです。
[ 100/179 ][*prev] [next#]
[mokuji]