今朝、名前のためにクッキーを焼いた。

すぐにでも食べさせたくって、俺の部屋に食べに来ないかとメールを入れた





“わかった!3時ぐらいにそっちに行くよ”





俺は3時がとても待ち遠しくなった。







(もうすぐ、手に入る。)








* * * *









「錫也ー来たよー!」
「いらっしゃい。あ、そこ座ってて?」
「うん」


そして俺が出したのはクッキーと紅茶。


「うわ、おいしそう!」


それを見るなり目を輝かせる名前。

(とても、愛おしい)


「さあ、たんとお食べ」
「ふふっ。なんだかお母さんみたい。じゃあ、いただきまーす」

















「――――んー・・・・・」
「そうぢた?名前。」
「なんか・・・目の前が・・・」


(とうとう来た)


「疲れてるんじゃないのか?よかったらここで寝ていけよ」
「うん、そうさせてもらうよ。おやすみー・・・」
「おやすみ、名前」





(やっと手に入れた)

(これでずっと一緒だ)

(誰にも渡さない)




「俺だけの、名前・・・」




(あいしてる)
















みやきたんへぷれぜんと!
gdgdでごめんね!←

10/12/02 柚葵夜



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