このままで。

Always been this way.

ツイログ 2014 (2)

この行為に対して喜ぶとか、戸惑うとか、どんな気持ちをするのが正しいかなんて分からない。でもぱちくりと見開かれ、この状況がよく分からないと言っている瞳。少なくとも、彼の予想しなかった出来事が起こっているらしい。計画通りだ。「誕生日おめでとう。」その言葉は、貴方への花束。
…ウェザ誕(6/5)

承太郎が教室の窓から外を見ながら「妖精の贈り物が降ってきてるぜ」、と言った瞬間は耳を疑った。教科書のどこを探せば、そんなに心踊るような表現が出てくるんだろう?「妖精、信じてるのかい?」と尋ねると、「…さあな。だが、見えてねえから信じねえ、とゆーことはねえぜ」
ちら、と彼の背後に「星の白金」のビジョンが揺らめく。見えてないから信じない、信じてもらえない。僕にも、承太郎にも、回りから向けられた白い目の記憶。「なるほど。じゃあ、僕は信じてみようかな」「法皇の緑」を浮かび上がらせ、ふふ、と笑いかけた。いつもよりその煌めきは眩しかった。
…花承(12/8)

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