このままで。

Always been this way.

TL花承(1)

*TL花承とは
twitterの花京院と承太郎のなりきりアカウントさん(花京院→kajo_k_nr 承太郎→kajo_j_nr)の花承要素を含んだツイートや、それを見守るフォロワーさんたちとの会話を私が要約させていただいたログです。会話は主によだめさん、みあこさんのものを参考にさせていただきました。皆さま掲載許可ありがとうございます。

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火照った体。互いから同じシャンプーの香りがする。まだ乾かしていない、いつもと違う髪型につい笑ってしまった。俺を怒る彼は、さっきまで自分が責められる側だったことを覚えているのだろうか。まあ、どうせ互いに、はなから本気で怒っている訳がない。
(9/5)

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加減を知らないのはどっちだ。ぼくが心配されているのは君のせいでもあるんだぞ。君は意外にも嫉妬深い。はっきりと示してはくれないけど、これほどの愛情の裏返しもない。口に出さなくても、わかっているよ。ぼくらは互いに、ささやかだけど、全力だ。え、夜はぼくが加減をしろって?それは無理。
(9/5)

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側でずっと見ていたい。聞いていたい。君の表情、話す言葉。君の場合はどちらも決して多くはないのかもしれないけれど、喜怒哀楽、様々な感情が二人の間でひしめき合う。そんな、短いけれど長い夜だった。朝日と互いの体温の心地よさに浸りながら寝るのだから、良い夢が見られそうだ。
(9/5)

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出会ったころは、彼の行動が理解出来なかった。その時君に抱いた思いも、自分のことなのに上手く表現出来ない。言えるのは、今ではすっかり君に依存してしまっている。それが拠り所になってか、ぼくも他人の好意を受け取れるようになったと思う。君と過ごす日々が、ぼくを変えたから。
(9/6)

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苦手な場面。アイツの場合は、まあ風呂だったんだろうな。旅をしていた最初の頃は特に。俺は抵抗がなかったんだが…。白い肌も真っ直ぐになった前髪も、気にするこたあねえだろうに。今も変なとこを気にしたり、みみっちい。別に悪いとは言わねえが。とりあえず、明日は一緒に風呂に入るか。
(9/7)

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ぞくり。耐えきれず声が漏れた。普段のポーカーフェイスはくすぐったがる表情を隠してくれるが、お前が相手だと、それは全く意味をなさない。というよりも、隠す必要なんてねえ。自惚れてるお前に毒づいた言葉で切り返してやるが、すっかり調子づいてやがる。…いっそのこと、もっと欲しい。
(9/7)

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拒絶されるのは一つの恐怖だった。彼に抱く好意への罪悪感と、それすらも勘違いではないかという疑惑が渦巻いた。でも、ぼくの中で答えは最初から決まっていた。君が手を差し出してくれただけでも嬉しかったのに、ぼくのために頭を抱える君に愛しさは増すばかりだった。相思相愛、なのかな?
(9/8)

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大人になって、知恵比べの強さに更に磨きがかかった。ただあしらっていた他人の好意への応え方を知った。そのせいか、相手を翻弄させるのも上手くなった。さすがに全ての好意を拒否したりはしないが。悪い大人になったもんだ。てめーも似たようなもんだろ、花京院。
(9/9)

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寝惚けている承太郎は本当に危なっかしい。この時ばかりは目を離すと心配でしょうがない。いつも羨むほどに強い君がぼくに助けられることまである。過保護と思われるかもしれないけど、寝かし付けるまではぼくの仕事だ。寝息を立て始める君を見るまで。今、君を守れるのは、ぼくだけだから。
(9/12)

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もしも、今が幻だったら。死を避けられたにも関わらず、恐怖が拭えないままだった。君は、傍にいると言いながらぼくを抱き締めてくれた。それがぼくが生きている何よりの証拠。女々しくても、証が欲しかった。君の隣にいる証が。怖いのは死ではなく、彼との別れだから。
(9/25)

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