このままで。

Always been this way.

二人組で質問(20)

01:お二人のお名前をそれぞれ教えてください。
●空条承太郎だ。
○花京院典明です。

02:お二人はどういった関係ですか?
○恋人関係、だよね?
●……否定しねえ。

03:それぞれお互いを何と呼んでいますか?
●花京院。
○承太郎。最初はJOJOって呼んでました。

04:初めての出会ったのはいつ、どういった状況で知り合ったのですか?
○一ヶ月ほど前です。
●神社の階段で奇襲をかけられた。
○卑怯にもね。最初は敵同士でした。

05:その時のお互いの第一印象は?
●最初は敵だとは知らなかったからな。他人の怪我を心配するような、世話好きな野郎だと思ったな。
○肉の芽が埋め込まれていたせいか、痛め付ける対象として見ていた記憶がありますね。
●…。
○いや、肉の芽のせいだよ?

06:一日のなかで一緒にいる時間はどのくらいですか?
○一日中一緒の時が多いかな。
●他の奴らもいるがな。
○ひたすら旅をしているわけだからね。たまに別れて行動するとき、二人でいたりもします。
●あとはホテルに泊まったらだいたい同じ部屋にされる。
○お互い、仲間の中で一緒にいる時間が長いのは確かだね。
●みてえだな。

07:お互いの長所を教えてください。
●冷静、礼儀正しい、騒がしくない。
○強くてかっこよくて頭も良いし不良なのに自分なりの正義を貫いててそれでいてさりげない優しさとか仲間思いなところとかがあって
●おいやめろ。
○たまに照れるのも良いですね。あ、こういうことを言うとまた照れ隠しに不機嫌を装うんですよ。そこもまた。
●…(こうなると騒がしいな)。

08:では、お互いの短所を教えてください。
○承太郎に短所なんて…。
●てめーは相手に合わせ過ぎじゃあねえかと思うことはある。
○そうかな。
●俺は言いたいことが言えねえのは嫌いな質でな。
○うーん…あ、君の短所は直感的に動くことが多い点かな。危ないことも平気でする時があって、面食らってしまうんですよ。

09:相手との共通点は何ですか?
●スタンド使い同士。
○それならジョースターさんやポルナレフもじゃあないか。
●…学生同士。
○あと、日本人同士。君はハーフだけど。
●この旅をしてると、つくづく日本人ってのは大人しいもんだと思うな。
○それは思います。
●あとは…家族構成か。
○どちらも一人っ子ですね。
●(たまに思うが…こいつに兄弟がいたら、違う人生だったかもな。仮に兄弟がいて、そいつがスタンド使いだったら、こいつには理解者がいたわけで…)
○どうかしたかい?
●いや。

10:では、正反対の点は何ですか?
○いろいろありすぎて、何を言えば良いのか…。
●…考えてから動くか、考える前に動くか、なんかじゃあねえのか。
○そうですね。それでも君、判断力は劣っていないですね。
●状況判断が出来ねえと命を落としかねねえからな。
○勿論そうだけど。判断力以外にも、君はいろんなものを持ってる。僕はそうじゃあないかもしれない。
●なんだそりゃあ。
○君は恵まれた環境にいることに無自覚だったんじゃあないかな。

11:相手と絶対一緒にしたくないことといえば?
●……ゲーム。
○え!?
●話してるだけで突然うっとうしくなりやがる。実際やった時はもっとやかましくなりそうだぜ。
○そ、そうか…すまない。えっと、僕は殴り合いの喧嘩には勝てそうにないので遠慮したいです。

12:あなただけが知っている、相手の隠れた一面とはズバリ?
○甘えたがり。
●…。
○本当のことを言ったまでだ。
●…やれやれだぜ。あー…てめーは気になることや不安になることがあると、語るに落ちることが多いな。夜なんかに。
○えっ。
●無自覚か。
○はい…。
●話し始めたときは終わるまでちゃんと聞いてやってるんだがな。たまに泣きそうになりながら話してるぜ。
○ご、ごめん…多分その時は口に出さなきゃ落ち着かなかったんだと思う…。
●それで落ち着けているなら、俺は構わん。
○…ありがとう。

13:ケンカした場合、先に謝る(または謝ると思われる)のはどっち?
●めったに謝ってねえぜ。
○自分が悪いと思ったら自分から謝ります。
●だいたいてめーから謝られる時はさほど気にしてなかったことが多いがな。
○そうなのかい。
●一方が怒ったり相手に悪かったと思うだけのことが多いんじゃあねえか?
○そうかもしれないな。君はあんまり口では謝らないけど、代わりに甘えてきますね。ほんと、行動で示してると言うか。
●そういやそうだったか。
○申し訳なさそうな目で見つめられるものだから、僕が返事をする前にそのままベッドになだれ込んだり…。
●…してるな。

14:何か相手にプレゼントをあげるとしたら何がいい?
○人にあげようとする物って、自分が欲しいと思ってる物なんですよね。
●チェリーはいらねえぜ。てめーだけで食ってろ。
○はは、さすがに君へのプレゼントにチェリーはやらないよ。そうだなあ…。
●俺はチェリー以外にやるものが浮かばねえ。
○承太郎の?
●…スタープラチナ。
○さすがに冗談だよ。何をあげるにせよ、気持ちはちゃんと込めます。

15:ままごとするとしたら、相手は何の役だと思われる?
●…役?
○兄弟とか。
●…じゃあ、恋人。
○それは光栄。どちらかと言えば、君は僕のペットになってほしいね。
●!?

16:これだけは相手に負けない自信があることといえば?
○独占欲。
●…ほう。
○本気なんですけど…。あとゲームも絶対に負けません。
●(またか…)
○承太郎、君は?
●そうだな…ひょっとすると、俺の方がてめーに依存してる、か・も。
○!!
●あと、てめーを振り回す自信もあるぜ。
○悔しいけど怒れない…うわあ…!

17:相手がいてよかったなぁと思う時はどんな時?
●何かと騒がしい道中だが、二人だけの時は落ち着けるな。
○それは…嬉しいな。
●別に、ただの素直な感想だ。
○僕は、心に支えを感じられる時かな。僕は弱いですけど、君がいてくれると強くなれた気がします。そもそも、君が助けてくれたおかげで今ある命だからね。君の存在が、今の僕の存在に結び付きかねない。
●…大袈裟だ。
○あくまで素直ですよ。

18:一日だけ、相手と入れ替われるとしたら何をしたいですか?
○とにかく回りを見てみたいです。君の目線の高さから見える景色は新鮮そうだ。
●…その前髪に一日耐えられる自信がねえんだが。
○慣れれば大丈夫、なんじゃあないかな。
●髪を気にしてる間に一日が終わっちまいそうだぜ。
○え、したいことは。
●前髪の扱い方を習得ってことでいいんじゃあねえのか。

19:相手に、もう二度と会えなくなるとしたらどうしますか?
●会える方法を探す。
○生き霊になってでも会いに行く。
●現実的じゃあねえな。
○君といられないなんて、今は想像できないですよ。
●俺もだな。
○ただ…別れてもまた会えるような気がするんです。その時までは、君が君の幸せな時間を過ごしていてほしい。
●…。
○…なんて、ファンタジーやメルヘンじゃあないのに。
●そうなったら、俺はお前に会えるまで待ってるぜ。忘れたりしねえ。
○僕もだよ。ありがとう。
●礼を言われることじゃあねえよ。
○(会えなくなるより、忘れられる方が、僕は怖いんだ)

20:最後に、お互いに一言メッセージをどうぞ。
○…えっと、これからも、よろしくお願いします…。
●…おう。
○…。
●………、好きだぜ、花京院。
○ぼ、僕も…!
●……はぁ…。
○なんだいその溜め息は。
●俺にこれを言えっていう無言の圧力を感じてな…押し負けたぜ…。
○え、じゃあ本心からの言葉じゃあないってことかい!?
●あ?…やれやれだぜ。ちょっと来い。
○?うん。
(承太郎が花京院の耳元で何かを囁く)
○…!じょ、承太郎ッ!!
●それも本心からの言葉じゃあねーのかもな。
○全く…。じゃあ僕は、本心から言わせるように努力しますね。
●期待してるぜ。
○…この場合の期待って、なんなんだい…。
●俺に愛されるようにしろってことだな。
○そ、それは頑張らなくちゃあいけないな…!
●(今でも十分愛してるがな)
○(君に好きになってもらう前に、僕がもっと君を好きになりそうだよ)


お題お借り先→ひよこ屋



承太郎が言った一言はご想像におまかせします。

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