このままで。

Always been this way.

ツイログ 2012-2013 (4)

必要ないと思っていても、頭の片隅から彼の面影は消えない。もうずっと。歳を重ね、昔より記憶の輪郭はぼやけている。蘇る場面は無音で、鮮やかさに欠けている。どこか冷たい。時に痛みさえ伴うそれが、どうしようもなく愛しい。結局、彼への想いを手放せない。忘れてしまうよりは、ずっと良い。

...花承(11/18)
診断(http://shindanmaker.com/291002)
花京院に承太郎は苦しそうに言うのです。「いらないってわかってるのに諦められない」

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僕を護ることが部下としての役目だ。ミスタはそう言いましたけど、僕は護られることなんてこれっぽっちも望んじゃあいないんです。僕だけが傷付かなければ良いと、そう思っているんですか?どうしたって、犠牲の心を消してはくれないんですね。共に生きたいだけなのに。

...ジョルミス(11/18)

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ねえ仗助くん。「なんすか」君と一緒にいるときの承太郎はいつも幸せそうだ。それでいて、前より影が濃い。「…」でも、君たちの想いは決して揺らがない。「オレがそばに居るって、決めましたから」全く、承太郎は幸福者だな。「あんたもずっと、見守ってくださいよ。オレにしか見えなくても」

...花+仗(11/23)

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味がしない。もう一度唇を合わせてみても、苦くない。変わってしまった。「君が煙草をやめるなんてね」「…娘もできたしな」戻ってきた承太郎は、守るための選択で家族を苦しめてしまった。自分自身をも。元いた場所に戻っても、昔とは違う。でも、今の彼を支えるのは僕だ。「…おかえり」

...生存院花承(12/18)

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神よ、あなたは不公平だ。卑しい人間である僕が、彼と釣り合う訳がない。強く美しく、どこまでも清らかな彼を汚す権利が誰にある?聖夜すら、見るのも考えるのも承太郎のことばかり。サンタクロースの訪れを待つ無邪気な子供の心を無くしてしまった僕は、ただ彼の唇を奪うだけ。

...花承(12/24)

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限度を知らない感情の揺れ幅。嬉しさで言葉を無くし、恥ずかしさで戸惑う。好きで好きで、気が狂いそう。健康的なまでに乱れなかった心拍は、たった一人が原因で制御不能。君は変わらず冷静だけど、僕の気持ちがわかっているのかい?僕は君を愛してる。それだけを伝えるために、必死なんだ。

...花承(1/2)
シャッフルお題
大袈裟に「愛してる」/アンジェラ・アキ

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縋り付く男は、僕に翻弄されている。片や人ならざる質感をもって、片や熱をもって。与えられる刺激から逃れられず、彼は身体を捩らせる。でもね、君への想いで雁字搦めにされた僕の心の方がよっぽど不自由だよ。「かきょ、いん」呼び掛ける声は、甘い。ああ、またそうやって、僕を狂わせるんだ。

...花承(1/2)

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鳴り響く着信音。画面を見れば、案の定。『送った品、供えといてくれたか?』メールの送り主は、ポルナレフだ。『ああ。墓参りから帰って寝てたところだ。』送信すると、再び承太郎は横になる。墓石に刻まれた名、異国で眠る他の仲間。彼らの奪われた今日を生きる自分に、嫌気がさした。

...承+ポル/スタクル命日(1/16)

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記憶にあるような気がする、と彼は言った。何が、という疑問より、承太郎は今の一瞬の感触への戸惑いを露にした。もう一度確かめるように彼の指先が唇に触れた。硬かった。「お前は、まるで子供だな」彼の頬を撫でた手に、恭しくキスが落とされた。随分と丁重な扱いをしてくれるんだな。

...ウェザ承(1/22)

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「馬鹿が…俺の胸で泣いてろ」耳元でじゃらりと金属音が響いた。僕はあっけにとられている。上ずった声も溢れていた涙も、一時停止。あやすように頭に触れてきた手は、僕自身の存在を証明してくれる。緩やかに時は進み出し、温もりがまた流れ出る。二人の間だけの出来事。

...花承(6/22)
診断(http://shindanmaker.com/321047)
私は17RTされたら、花承の「ばーか、オレの胸でないてろ」で始まるBL小説を書きます!d(`・ω・)b


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