このままで。

Always been this way.

無限大ハート増殖(DIO承)

お題お借り先:Fascinating
こちらで見つけたお題があまりにDIO承すぎて…!
当分DIO承の強化期間!
やっぱり血に注意
ちゅっちゅしてるだけです

***

押し倒されたベッドの上で、承太郎はDIOと視線が合った。
近づく唇を受け入れ、リップ音を立て軽い口付けを交わす。
DIOに求められる時は、始まりが穏やかか激しいか極端に差がある。
前者故か、または慣れなのか、承太郎は大人しく次を待つ。
それを確認したDIOが、ゆっくりと侵食していく。
首筋を伝った汗を舐めあげられ、熱っぽい舌の感触に承太郎の体が跳ねる。
舌は首から顎に、やがて下唇にたどり着き、厚くて少し固いその唇を食む。
そしてDIOの舌が割り込み、血の味をもたらす。

自分の血の味ではない。

それが分かるようになった承太郎は、DIOの口に残る他人の味を全て取り除こうと、必死に舌を絡ませる。
糸を引きながら離れた口から漏れる息は、甘い。

「ん…DI、O」
「そんな物欲しげな顔をするものなのだな、お前も」

どんな顔を見せているのかと、承太郎は羞恥を覚える。
耐えきれず視線を反らせば、見せつける形になった喉元にDIOが噛みつく。
肉に食い込む牙は、血を求めるだけでなく、所有物である証を刻み付ける。
仕上げに少しきつく吸い付いてやれば、赤いハートが承太郎の皮膚に映える。

「、やめ…」
「無駄だ。やめたところで痕は消えない」
「っは…あ」

胸の頂を摘まれたまま、承太郎のうなじにまたも、熱と痛み。
それを愛情としか感じられないのはどうしてだろうか。
堕落の刻印が増えていく度、もっと求めてしまう自分がいた。

***

まるでオチなし!
後半力尽きました
私、DIO承も好きなんです…!

2012/02/24


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