このままで。

Always been this way.

差し延べる彼のセリフ(花承)

お題お借り先:確かに恋だった
会話文のみです
前よりさらに短め

***

1.抱え込まないで
「承太郎」
「ん」
「…」
「…躊躇わなくて良い。辛いときは俺に言えよな」
「…ありがとう」

もはや読心術

2.強がらないで
「僕じゃ、頼りにならない?」
「違う。おれは、お前を信頼してる。信じて背中を預けられる」
「じゃあ、僕はどうすれば良いんだい?」
「『俺が』頼られたいんだ」
「…とっくに、君に依存してしまっているよ」

お互い、頼るのも頼られるのも幸せなことだと思ってると良いなあ

3.見失わないで
「…ははっ、なんで、泣いてるんだろう…」
「泣けよ。泣けるうちに」
「…ごめん。もう、君の前では泣かないから…」
「だめだ」
「え?」
「ひとりじゃないって気付けよ。おれがいるんだ」
「…そうだね」

涙はひとりだけのものじゃない

4.無理しないで
「これで良いだろ」
「うん。意外に包帯巻くのは上手いよね、承太郎」
「最後のは余計だ。…また、頑張りすぎてるな」
「DIOに近付くためだ。怪我するのを恐がってちゃ何も出来ないだろう」
「だが、怪我するお前を見るのは嫌だ」
「僕より怪我して帰ってくる君の言うセリフかい?」

お互い様です

5.行かないで
「追い詰めたか」
「追い詰められたのかもよ」
「俺のそばから離れるなよ」
「そりゃあ、敵ごと閉じ込めたこのハイエロファントの結界の外にまでは離れられないけど」
「お前がスタンドで防御出来ないのを狙って奇襲をかけられるかもしれない」
「なら、君に守ってもらわないとね」
「ああ、仕留めるのは任せろ」

遠距離で生じるリスクを上手くカバー

***

今回のが一番自分のイメージする二人の関係だったりしますね
承太郎の包容力は海より広いですよ
花京院は自分が頑張らなきゃとかいろいろ気を使うことが多そうなので、それを和らげてたら良いと思います

2012/02/14


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