このままで。

Always been this way.

鬼はDIO、福はWRYYY!(DIO中心節分ネタ)

節分なので、DI鬼に豆まきをしてる皆さんを書くことになりました
登場する方指定されました
ほぼ会話のみ

・VSジョルノ&承太郎

「パードレ!今日は節分ですよ!豆まきですよ!」

適度に保たれた室温。
外の光に触れることのないこの部屋。
そこで、初めて笑顔の息子に起こされた。
時間はまだ、DIOにとっては活動するには早い、昼下がり。

「何故…そんなに張り切っているのだ」
「あなたに鬼の役を頼みたいんです」
「(あの…わたしに冷たい態度しかとらなかったジョルノから…頼みだと…!)わかった、良いだろう」
「ありがとうございます!じゃあ、準備してきますね」

5分後。

「…ジョルノよ」
「なんですか?」
「何故承太郎がいる」
「承太郎さんなら、僕より節分のことを詳しく知っているかと思いますが」
「アイツも…わたしに豆を投げるのか」
「当然です。あ、パードレはスタンドを使わないでくださいね」
「…」
「…ダメですか?」
「…何を言っている、お前の頼みとあれば受けてやろうではないかァッ!」
「よかった。じゃあ承太郎さん、やりましょう」
「スタープラチナ!」
「ゴールド・エクスペリエンス!」
「ジョルノ、豆の補給は頼んだぜ」
「任せてください。承太郎さんも、ひとつ残らず当ててくださいね」
「スタープラチナが外すと思うか?」
「…心配するだけ無駄でしたね」
「(…いつの間に仲良くなったのだ…ジョースターの血のせいだろうか)」

このあとジョルノと承太郎は見事な連携プレーを見せ、DIOの全身の約95%に豆を当てることに成功した。

***

スタープラチナがあればまず豆は当たる
そんでゴールド・エクスペリエンスで無限に豆を作れば豆が無くならない
炒り豆に出来ないとこは無視で
DIO様にとってジョルノが相手してくれるなら、方法などどうでも良いのだー!
DIO様で日頃の鬱憤を晴らす二人でした

・VSテレンス&ヴァニラ

「お呼びでしょうか、DIO様」
「来たか、テレンス」

テレンスがこの寝室に立ち入った時には、既にヴァニラがDIOの傍らに控えていた。

「早速だが…お前たちは、節分を知っているか」
「…申し訳ありません、私は聞いたことがないです」
「テレンス、お前は?」
「詳しくは存じ上げませんが…日本の伝統文化、でしょうか」
「その通りだ。息子から教わったのだが…豆を投げ、悪鬼を追い払うらしい」
「それを、ここで、ですか?」
「その通りだよ、ヴァニラ。わたしの心に平穏がもたらされることを願って」
「では、誰が鬼に?」
「勿論、わたしだ」
「DIO様!?」
「当然だ、最も福を享受したいと思うなら、そのぐらいは惜しまん。良いな?」
「Exactly」
「…」
「どうした、ヴァニラ」
「…申し訳ございません、DIO様。私にはとても…あなたに豆を投げるなど…出来ません!」

そう言って、部屋を飛び出て行った。

「…」
「…仕方ない、テレンス、頼むぞ」
「わかりました」

***

ヴァニラ絶対投げれないでしょ
てかテレンスが本当に豆を投げたらもれなくガオンされそうな気がする

・VSプッチ

「幸福を求めるひとつのかたちとして…興味深いな」
「では…してみるか?」
「鬼はどちらが?」
「わたしだろう」
「何故、そう言い切るんだい?」
「君のおかげでわたしの心が安らいでいるのに、鬼が君なわけがない」
「君も随分、鬼に固執しているようだ。ぼくが必ず…君に幸福を」
「嬉しいよ、プッチ」

***

短くてすみません
この二人の会話はなかなか難しい…
節分とか関係なさそうだけど

書いたの初めての人ばっかりで大変だったけど楽しかった!

2012/02/03


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