ツナツナパニック★ 8










再び2人で教室へ向かう廊下を歩く。
今度は2人、横に並び人差し指を絡めながら。



「そーだ、調理実習は2時間授業で、今2時間目が始まった所みたいだからもしかしたら作るの間に合うかもしれないよ?」

「あぁ、だからシャマルの野郎戻って来たんすね。じゃあ…休み時間に保健室、誰も来なくて良かったっすね。全然チャイムに気付かなかった…」

「そ、だね。俺も全然気付かなかった///
…見られて恥ずかしかったけど、でも俺シャマルにちょっと感謝してるな。」

「なんでっすか?」

「俺、獄寺君と一緒にご飯作って一緒に食べたかったんだ…」

「十代目…!!遅れて行っちまってホント…」

「それはもぅ良いからさ!あ、獄寺君ってツナ食べれる?ツナ嫌い!?」
話しながら歩いていてふと、綱吉はクラスの男子がツナが嫌いだと騒いだことを思い出して聞いてみた。


「なっ!///…きっ嫌いなわけないじゃないですか…むしろ大好物っつーか…」
すると獄寺が顔を真っ赤にしたので、そこで綱吉は気付き。


「あ!俺、小さい頃からツナネタで良くからかわれてたから気にしなくなっちゃってて…」と言いながら、絡めていた指を解いて獄寺の頭を撫でる。そして


「顔が真っ赤。また隼人になってる」と言えば、すかさず隼人が

「ワン!」と反応する。

「ふふ、可愛いけど今日はずっとそれなの?」

「クゥゥゥ〜、ワン!ワン!」

「アハハ!可愛い、可愛い!」



そんなやり取りをしていれば直ぐに家庭科室に着いてしまった。
サボった分、放課後に調理器を洗う罰を与えられ、綱吉を叱ろうとする教師を隼人は「ウ゛ゥゥゥー」と威嚇するが「獄寺君、早く一緒に作ろ?」との鶴の一声で獄寺の中で教師の存在は消え去った。


そして、同じ班の山本がゼリーは固めるから先に作ってしまったけど、オムレツは種を作り後は焼くだけ。とゆうところまで用意してくれていたので2人は作ったツナのオムレツサンドを交換こして仲良く食べたのだった。







end……?



お付き合いありがとうございました!
お気に召しましたら、clapや感想をお願いします★



後書き↓

なっ長かった…途中違う流れにハマってしまい抜け出せずにいっそ全部書き直すか考えましたが、戻ってこれて良かったです。


全面ギャグとは言いませんがコミカルにする予定だったのに何故か途中でシリアスになってしまいましたが…獄寺君の心理的にちゃかせなくて、そこをちゃんと受け止める綱吉君でいるのが…あーゆう関係が穏の中の2人の関係なんです…。

だからツナパニってこの内容に合ってないタイトルを変えたいと思っちゃう…だってパニクってるのは獄寺君だし(笑笑笑


さて、endに「?」が入ってますね。これの理由…気付いた方多いかと思いますが綱吉君が「隼人」と呼ぶと、獄寺君が「犬語?(吠える)」しか発せなくなる。そしてまた「獄寺君」と呼ぶと戻る。

とゆう隠れ伏線を読みにくくならないように張ってみたんですが。獄寺はあれですが、綱吉君はきづいてませんね。。。
それを元にこの2人をシリーズとして別枠で更新させようかな。と思ったからです★

長編はいまだ書ける気がしませんが、シリーズなら短編的のノリでいけそうかなと…

ま、犬な獄寺君を書いていて、途中で思い浮かんだ案なので、どーやってツジツマ合わせをしていくかなど何も考えてないので予定は未定ですが…(((゚-゚)


とりあえず、当初の目的である「"ツナ"ネタで騒ぐ獄寺君」「後ろからガバッと抱きついて喧嘩を止める綱吉君」が書けて満足です!


ちなみに「ペロ」は綱吉君が勝手にやりました。妄想中、穏が「え!?舐めた!?ギャー綱吉君何してんのー!?」と慌ててましたΣ( ̄□ ̄//)

うちの綱吉君はスレ綱気味なんでしょうか…普段から獄寺君みたいに愛情表現が出来ない彼は、話せる時にはしっかり伝えたい。って思ってる子だと思うんです。



文章的にも色々迷いながら書いた思い出が沢山です。
未熟なサイトですが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
宜しければ、また★


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ー08ー

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