ボンゴレボックス…



一難去ってまた一難。
今の状況、これからのこと。

繰り返し、繰り返し起こる不可解な日々の中で平常心を保っていろとゆうほうが無理な話だ。



闘うことは好まない。



だけど、、、ボンゴレ匣、これはきっとみんなを守る強さの武器になるはず。



…男の子だからさ、ただ純粋にこーゆうものに惹かれる。ってのもあるしね。。。ポ●モンみたい。とか思っちゃったり。



炎は覚悟の上で放出される。それを注入するのに、興味本位が先行、自分の心境がまだまだ不安定なことにも気付かずに開匣しちゃって、はじめはこの子を酷く傷つけてしまった。


でも、落ち着いて開匣してみたら、なんと可愛らしいこと。


「お前…本当にあの時…の?」


瓜を見ていると、この子達に人間の言葉が通じているのかいないのか分からないけれど、恐る恐る話しかけてみる。

すると、大きな目を瞬かせ見上げながら小さく

「がぉ…」

と鳴いた。


鬣はオレンジ色の炎で瓜と同じ位のサイズ。
きっとライオンの子供。


…ライオンなのに腰がひけていてオズオズした姿が可愛らしくて、小さくクスリと笑った。

声に反応したのかこちらをジッと見つめたまま。


あぁ、そうだこの子は俺の心と共鳴してる。
俺が怖がっていたら駄目だ!
言葉も気持ちも分かり合えるはずなんだ!
…こんな可愛らしい子が武器になるなんてちょっとかわいそうだ。それよりも、相棒がいいな!まずは早く仲良くなろう!そこからだ。

「名前、決めなきゃね」

まぁるいフォルムに思わず顔が緩む。
怖がらせないようにそっと手をのばして
そして思ったことは…


瓜と仲良くできるかな?


だって、それは獄寺君の傍にいれることを意味するから。。。なんて考えるとは…恥ずかしい奴だな、自分っ…///!!

「がぉ?」

百面相する綱吉に首を傾げる子ライオン。

「なっ何でも無いよっ!べっ別に君をダシに使おうなんてっ…いやっ違くてっ!あぁ〜もぅ、俺の馬鹿!!」


結局1人慌てる主人が落ち着くまで待たされる子ライオンだった。






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28巻が出る前に書いてたものです。
ナッツ…見事に踏みつぶされちゃってたね(苦笑
獄寺君と雲雀さんは「出会い」みたいなのがあったけど、主人公無いの!?と軽く衝撃を受け、こんな感じの妄想をしてました。別売りの何かに書いてあったりするのかなぁ…

2010.03.12



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ー01ー

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