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「コラーっ! アシュラ兄ちゃんに何するんだっ! ハゲー!」
俺がお兄さんのズボンに手をかけていると、背中にドスンと衝撃が走った。
「いってぇ…」
「兄ちゃん、大丈夫か? ハゲに何かされてない?」
「あぁ、大丈夫だ。ありがとうな、ショーヤ」
「おいこらクソガキ! だれがハゲだ! あいにく頭もアソコもふっさ……ふさ」
ぶつかってきた人物に文句を言おうと思った俺はあまりの事に驚愕する。
なんと美少年がいる! しかも獣耳付きの!
ふぉぉぉぉ!
「き、君、か、可愛いねぇ…ハァハァ」
「なんだお前! 気持ち悪いな、近寄るなよ!」
「あっ…イイっ!」
美少年に弱い俺は早速少年に擦り寄り口説く。
すると少年がぽかっと殴ってきたので恍惚の表情をすると、ひいぃと叫び声をあげられた。
お兄さんまでドン引きしてる、ひどい。
「え、えっと、ショーヤ君だっけ? 君ボクと気持ちいいこと」
「やめろ」
「あらぁん! あなたでも良いのよお兄さん! いや、アシュラちゃん」
うふ、とオカマ口調そう言えばアシュラちゃんはウッと後ずさる。ふん、ショーヤ君と俺の仲を引き裂こうとするからだ。
「ショーちゃーん、アシュラちゃんはほっといて俺と」
「誰がショーちゃんだ! 気持ち悪い! こっちくんな! ハゲ! カス!」
「や、やだ…そんな褒めないで」
「褒めてねーよ!馬鹿ぁ!」
やだ、この子可愛い!
目をウルウルさせてる猫耳少年とか最高です! セックスしたいです!
俺の超ウルトラビッグな息子もそう申しております!
ぱぱぁ、僕もう待ちきれないよぉ…はち切れそうだよぉ…! と涙を流しながら申しております!
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