5

「……抜こうか」
「まかせろ」
「やりたい!」

 口を揃えて言う三人。

「た、頼む」

 とりあえず俺は尻を三人に向けて四つん這いになった。

「……1人ずつ一個出すごとに交代な」
「分かった」
「プリけつハアハア!」

 何やら三人が話しているが、それより早く抜いて欲しい。乳首がウズウズするし、尻も辛いのだ。

「……いくよ」
「うん……、っああぁぁぁぁっ!」

 スポン、と一つのビーズが抜けるのが分かった。抜ける瞬間全てのビーズが中で動き、とてつもない快感が俺を襲った。

「抜くぞ」
「あっあっ、ああぁっ、ああぁ!」
「ハアハア!」
「ぁっあぁぁっらめぇっああぁ!」
「……まだある」
「んっんあああああ!」
「あと少しだ」
「ひ、も、むり、っあ、んうぅぅ!」
「ラスト!」
「あ、ぁ、も、イ、イッちゃっ……!!」

 最後の一個が抜かれた瞬間、ついに我慢できずイッてしまった。

「ひっ、あっん……」

 顔を床に押し付けながら俺はひたすら快感に身悶えた。

「……いいね」
「いいな」
「ハアハア、カメラカメラ!」


*****


 あれからどうやら俺は気を失ってしまったみたいで、気が付くと拠点であるプリけつ研究所の医務室で寝ていた。

「ん……」
「あ、起きた?」

 俺達の司令官でもある甘尻博士が机から顔を上げる。

「博士……皆は?」
「グリーンは寝てるし、ブラックはシャワー浴びてる。ピンクはなんかDVD見てたよ」
「そうですか……オカマン達は」
「皆やっつけたよ。よかったよかった」

 グリーン達も無事で、オカマンもやっつけられたと聞いて、一安心だ。俺はほっと息をつく。

「ま、君はもう少し休みなさい」
「はい、そうします」
「じゃあ僕はちょっと出てるね」
 そういって博士は医務室を出ていった。

「やった……」

 また市民達の無事を守ることができた。
 今回、エリザベスはかなり強敵だったけどまぁなんとか切り抜けられた。

「………女の子にならなくて良かった」

 エリザベスの攻撃を思いだし、思わず顔が熱くなる。

「………また、戦えるかな」

 あのすごい快感を思いだしそう呟くとキュン、と乳首がウズいた気がした。

end



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