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と、同時にけつに何かがニュルリと入ってきた。
「必殺! 媚薬注入!」
どうやらエリザベスが注射器で例の媚薬を尻の中へ入れたらしい。中からじわり、と熱が広がっていく。
「うふ、すぐに中が痒くてたまらなくなるわよ」
エリザベスは嬉しそうに俺のプリけつを撫でる。
「く、くそ、ま、負けてたま、ああん!」
「本当に綺麗なお尻……可愛いわぁ」
「あっ、触るなぁっ! んぁっば、ばかぁ!」
エリザベスはサワサワと俺のプリけつを触る。思わず身を捩る。
そのせいで中の媚薬が奥に流れ、余計尻が熱くなった。
「さて、じゃあいくわよ。必殺! アナルビーズ!」
エリザベスはそう言ってどぎついピンクのアナルビーズを取り出した。
「じゃ、いっきまーす」
「んあぁああああ!」
沢山のビーズが一気に体に入ってくる。媚薬のせいでヌルヌルになっている俺の尻は意図も簡単にアナルビーズを飲み込んでしまった。
まさかこんな事までされるとは……。思わず俺は涙が滲む。
仲間はどうしただろうと横を見ると、グリーンは寝てるしブラックはシャワー浴びてるしピンクは相変わらずカメラをこっちに向けてハアハア言っていた。
そしたら俺は猛烈に悲しくなった。俺が襲われているのに仲間は呑気に助けにも来てくれないなんて!
みるみるうちに目に涙がたまり、視界はぼやけていく。
「これを一気に抜くとね──」
「う、う、う、うわあぁぁぁぁん! 酷いよぉぉぉぉ!」
「──え!?」
目からぶわあと涙が溢れ出す。
乳首はジンジンするし、尻は熱いし痒いし! なのに仲間は助けに来てくれないし!
「オカマンのばかぁぁぁぁ! えぐっぅえっ、ばかばかばかぁぁ!」
「ちょ、レッド、貴方どうし──グエェ!」
エリザベスの胸をドンドンと叩く。やつは目を丸くして慌てているようだ。
と、突然エリザベスが飛んだ。
「……泣き声で起きた」
「…さっぱりした」
「ハアハアハア!」
なんとグリーン達だ!
三人はバンバンと凄い勢いでオカマン達を倒していく。
5分も経つと、全てのオカマン達は皆気絶していた。
「み、みんな! 助けてくれたんだな!」
「……もう眠くない」
「……風呂で汗流せるし」
「泣き顔可愛いすぎハアハア!」
嬉しくて三人に抱きつこう、として俺は気が付いた。
まだ尻にアナルビーズが入っている……。
三人もそれに気が付いたのか、視線は俺の下半身だ。
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