お気になさらないで下さい。そういったにもかかわらず、土方さんはどうしても詫びがしたいというので、今日、日曜日一緒にご飯にいくことになった。
道ゆく人土方さんに釘付けで何だか隣に私何かが歩いていいのかなと思う。土方さんとのお食事は気取った感じもなく、だけどとても落ち着いた場所でとても美味しかった。
「何だか逆にお世話になっちゃいました。今日は本当に楽しかったです」
「いや、本当にすまねえな。あと、これ受け取ってくれ」
土方さんは、慣れた手つきで可愛らしい小包みを出した。
「これは、」
「あれと同じのは見つからなかった。けど、よく似ていると思う。今回はすまなかった」
土方さん、私のために?
何だか本当に迷惑をかけてしまった。けれど、土方さんがせっかく選んんでくれたもの。大切に使わせてもらいます。ありがとう、土方さん。