名前に告白された。甘味処でバイトする名前とは、ちょくちょく客として会っていた。器量もあり、気だてもいい名前。毎回くだらねえ俺の話にも付き合い、愚痴ひとつもらさない名前を俺にとって、いい女の子程度にしか考えていなかったので、今日の出来事には驚いた。


まさか、名前に告白されるなんて。ていうか、何で俺なんか。名前には俺よりいい男が似合っている。多分、そう。これは、名前の思い違いかなんかである。
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