123、の魔法 | ナノ





逃げて来ちゃった。
デンジが真っ赤とか言うから………っ!

なんであんな事したの?
からかっただけ?
それとも、期待して、いいの………?




「わかんないよ………。」




言ってくれなきゃわかんないよ。
私に変な期待させないでよ。
私はばかだから期待しちゃうの。


どんなに頑張ったってデンジには釣り合わない。
なんて惨めな私。


好きなのに嫌いって言っちゃう。
いつもいつも、素直になんかなれなくて。
こんなんじゃ駄目なのに。




「こっちは必死なのに。デンジのばか。」




いったいなんなの!
(私をからかってるの?好いてくれてるの?言ってくれなきゃわかんないよ。)




 

  戻る





「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -