沢山の敵から逃げてきて息を乱す私とギャリーとイヴ。
そりゃあ無個性といい赤い服の女といい次から次へと追いかけてくれば、息切れもしてしまうわ…!
しかも今までも、という意味だと尚更。
本当、此処に来てしまってから体力がもたない。

「ちょっと…休憩にしようよ…。これじゃ、身がもたない」

「名無しも?生憎私もよ…」

「名無し、ギャリー大丈夫…?」

「じゃあ、ちょっとだけ休憩ってことね!」


そんなメアリーはなんだか楽しそうだ。
元気というか若さというか…不思議な子。
メアリーにとって遊び感覚なのだろうか。
もしかして…


「メアリーってS?」

「え?」

「ちょっ…名無し…!空気読みなさいよ…!」

「い、いやぁ…なんか…メアリーがイキイキしてるからさ…」


メアリーはキョトンとしてるし、そんなことないか…。
なんて、考えていた数秒後。


「私、名無しだったらいじめてみたいかも」

「はいっ!!?」


変なところでS発言されました。




地雷ってよくある
(ギャリーちょっと!!身代わりになって!!私の代わりに刺されてきて!!)
(ぎゃああぁぁ!!自業自得でしょおぉ!!)
(…2人とも静かにしようよ…)




なんかギャグっぽいのが書きたいな、と思い立ってこのザマである。
イヴが超空気。マジごめん。

5.6




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