ユミルと下い話をする
※会話文のみ
「なあ、ライナーとどこまで行ったんだ?」
「急にどしたの」
「まぁ恥ずかしがらずにユミルお姉さんに言ってみろよ」
「…あ!この前、動物園まで行きました!」
「………は?」
「あとさー聞いてよユミル、たまたま一緒に入ったラーメン屋でコニーが働いててさ」
「ごめんちょっと待って」
「おん?」
「私が聞きたいのはそういうことじゃなくてだな…あと何、お前ら大学生にもなって動物園とか行っちゃうの」
「だって行きたかった」
「違うだろ、動物園に行った話を私が聞いてどうする?」
「じゃあ何が聞きたいの」
「だから、ライナーともうヤったのかってことだよ!A,B,C!何ヶ月か経ってんだろ?もう何かしらはしたんだろ?」
「きゃー、ユミル破廉恥!っていうか古!」
「うるせえ、いいからとっとと吐け」
「えっとー、きき、キスはしましま(噛んじゃった…)」
「………改めて聞くけど、お前ら付き合ってどんくらい?」
「三ヶ月…かな?」
「どっちも下宿なんだろ?家行き放題だろ?」
「うちはすぐにジャンが来るからあんまり…」
「知らねーよ、ライナーの家行けよ!え、ちょっと本当にまだヤってないの?」
「………ユミルって口固い?」
「いやー、どうだろうな。クリスタぐらいしか話す相手いないけど下ネタ振るのはちと、な」
「それでいいのかユミル」
「まあ私はいいんだよ、うん。で、私の口が固いとして?」
「あのー、シようとね、したんですよ」
「なんだよ早く言えよ、ビビったわ」
「それが、ちょっと失敗したと言うか」
「なんだ勃たなかったのか」
「失敬な、勃ちました!ギンギンでした!」
「あ、ごめん想像すんの嫌だから描写は無しで」
「ただちょっと、ほら、向こう大っきいじゃん」
「………ナニが?」
「まあ、その…入りきらなくて」
「………ぶほっ」
「途中で止めてしまいました」
「あっははは!すげー、ひーっ!ふへっ、そ、そりゃお前みたいなチビがさ、あのライナーとだもんなっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!」
「失礼な、少なくともクリスタよりかは身長高いし!」
「おいクリスタ嘗めんなよ、あいつはお前みたいに体格のゴツイ奴じゃなくて、170くらいの細身なイケメン捕まえるに決まってるだろ、例えるなら私みたいな」
「………え、ジャン?」
「何言ってんの?」
「あ、すんません」
「まあ…これは置いといて、その後どうしたんだよ」
「えー、ペッティング、っていうの?だけした」
「つまりまだヤりきってはいないと」
「はい、そういうことです」
「へー、がっつくタイプだと思ってたら、意外と奥手なんだな」
「がっつくって…」
「だってあいつがなまえ見てる時さ、なんか…あーやっぱいいわ」
「?」
「まあ、規格外ってイメージはあったしな、元々。デカイし」
「あれが入る気がしない、どうしよう」
「…なんなら私が特訓してやろうか?」
「特訓?」
「ああ…なまえってさ、結構私の好みなんだよなー。髪綺麗だしちっこいし、ちょっとボーっとしてて守りたくなるタイプっていうか」
「ユミル姐さん怖いっす、目がマジっす」
「ライナーが物欲しそーにお前を見るのも分かるよ…どうだなまえ、今から私に乗り換えてみないか?」
「ちょちょ、ユミル、何言って」
「………ぶふっ」
「は?」
「うひゃひゃ、冗談だよ!面白いくらい赤面しちゃってさあ、襲うぞお前ー」
「へ?あ…じょ、じょーだん」
「そーそー。私にはクリスタがいるし、
そろそろ止めとかないとそこのお兄さんに私が干されるしな」
「ひっ…!ら、ライナーいつの間に…そこに…」
「………ユミル、なまえを拐かそうとするな」
「へいへい。じゃあななまえ、また話聞かせろよ」
「え、あの、ちょ、ユミル」
「あと特訓の件だけどいつでも歓迎するぜ?」
「おいっ!」
「さよならっ!」
「………」
「………あの」
「………なまえ、その…女の子なんだから、あんまり、ギンギンとか言っちゃいけない」
「そ、そんなところから聞いてたの…!?」
20130705 安定のユリルお姐さま。