ふわふわとしたモヒカン、黒い髪に入る白メッシュが特徴的な私の教え子は年齢にそぐわない雰囲気を放つことが多々ある。
「眠ぃの?」
椅子に座り目を閉じていた私の上にもぞもぞと登ってくる。
「いつの間に入ってきたんだ。」
部屋に入れた覚えは無い。
「ンなこと気にすんなよ」
ニィと不動は唇を引き上げて笑う。滴る毒の笑み。
……お前はどこでそんな表情を身につけたんだ。

理性を壊すような、そんな、


理性





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