※未来捏造


「道也、メシまだ?」



……私を一体なんだと思っているのか。

大学生になった不動は、遠くの大学で寮生活をしていれ冬花と入れ替わりで一緒に暮らしていた。

不動は、我が儘になった。

「道也、」

「それくらい自分で作れ。」

「道也のケチ。」

じゃあ食うのやめよ。
とかなんとか言い出すのだ。
私がしてやらないと食事すらとらない。

だから、毎回折れてやる。

「……作ってやるから食事はきちんととれ。お前も手伝えよ。」

「ハイハイ、手伝えばイーんでしょ。」



因みに、これが不動なりの甘えだということも、本当は一緒に作りたかったということも、気付いたのは最近だ。


  






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