※豪炎寺が吐いてます
※鬼道さんが変態です



鬼道の長く細い指が、舌の奥の方を強く押す。
鬼道の家の薄暗い洗面台の前で俺は後ろから抱き締められ、口に指を入れられていた。

……苦しい…吐きそうになる。
実際、鬼道は俺を吐かせようとしているのだが…。

「…っは…ぅあ"……」

指にだんだん力が入り、吐き気も強まっていき…


「……ぅぶっ…お"ぇぇぇぇっ……」

…ついには吐いてしまった。

鬼道は俺の口から指を引き抜き、背中をさする。

「豪炎寺、大丈夫か…?」

「…お前がっ…けほっ……言うな…はっ…」

「すまないな…」

そう言いつつ、鬼道は俺に腰を押しつけてきた。
反応しきっているモノが当たって思わずビクつく。

「鬼道っ…!」

振り向くと、口端から滴っていた雫を舐め取られる。

「汚いだろっ…」

「汚いと思ってたらこんな事はしない。」

据えた臭いに耐えられず、洗面台に飛び散った吐瀉物を流して換気し、口を濯ぐ。

鬼道は横で、俺の吐瀉物が付着した自分の指を口に含んでいた。

「早く手を洗え。洗わないなら帰るぞ?」

「仕方ないな…」

そう言うと、不服そうに手を洗い流した。


換気も終わり、先程の倒錯的な空間の影も形もない。
だが俺達の間に流れる空気は健在で。


手を引かれ、寝室に連れられて後は喰われるだけだった。



***
なんか汚くてすみません(´・ω・`)
尻すぼみで更にすみまs…げふんげふん





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