!)ちょいと注意

左の乳房を強く掴まれ小さく声がもれる。服の中を這う手にびくんと身体が跳ねた。ぽたりと降ってきた雫がひどく冷たい。何度も私の名前を呼ぶ声を聞きながらその手を享受する。荒々しくもどこか存在を確かめるように触れるその手をそっと掴み胸元へあてがえば、普段より速く脈打つ心臓。私は生きてるよ、ちゃんとここにいるよ。微笑み彼の額の汗をそっと拭って首の後ろに腕を回せば、揺れる瞳と視線が交わる。ぜんぶ姜維に伝わればいいのに。私の存在も想いも、ぜんぶ姜維に焼き付けることができたなら。

不均等な乳房もちょこんと凹んだおへそもあなたに愛されるためにつくられたもの
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