とりあえず、胸が大きくなったら言ってみたい台詞を私なりに考えてみた。
あーもう胸のせいでまじ肩痛いしー!てか階段おりるとき下見えないしー!ほんとこまるー!胸でかすぎるからさあ、まじ可愛い下着ないしババアのしかないし!まじみんな羨ましいー!
「どう思います?」
「いや、私に聞かれても困りますが?」
頭の良い陸遜様に聞いてみたが、彼は困ったように笑うだけだった。
「これを言うことを目標に頑張っていこうと思うので、ぼぼぼーんな私を楽しみにしていてくださいね!とりあえず揉むと大きくなるとききましたので揉んでいただけますか!」
「確かに大きくはなりますがそれは一時的なものであって持続されるものではありませんよ」
「え、なんだか頭が良いってだけじゃあ納得できないなにかを感じるんですけど」
軍師たるものこういう知識も必要だと呂蒙殿も仰っていましたという陸遜の爆弾発言によって名前の呂蒙に対する認識は大きく変わった。
「あわわわわわ…呂蒙様って、呂蒙様って、」
「ところでそれを貴方に教えたのはどなたですか?」
「凌統様ですけど」
「なるほど…余程燃やされたいのですね」
「陸遜様なら凌統様なんて簡単に萌やせちゃいますよ。私も既に萌えちゃってますから!」
「ええ、では名前の許可も頂いたことですし遠慮なく燃やしますね」
会話が噛み合っていないことに気づいていない名前は凌統の命が風前の灯火となったことに気づいていない。
「あ、陸遜様はぼいんな人が好みなんだっていうのも凌統様が教えてくださったんですよ!」
「…私は大きさなどあまり気にしませんがね」
「えっそうなんですか!?なら大きくなんなくてもいいや!」
そんなことを満面の笑みで言うものだから、燃やす前にどうしてくれようとあれこれ考えていた陸遜は彼女に免じて燃やすだけで勘弁してやろうなんて思った。
なんかもう、ぜんぶきみがいいや