▼ 11(おまけ)
登場人物
主人公
半年という余命を取るか、ジェイドが自分を愛していることにかけて自分を仮死状態に持っていった人。消えない宝石は己の命。それを吐き出せば翌日には仮死状態に持っていくことができる。十年という歳月は吐き出された宝石が再び身体に戻るための時間。ジャミルにも心が揺れていたけれど、やはりジェイドの方が好きだという自分の気持ちに素直だった。ハッピーエンド
ジェイド・リーチ
後日、主人公の口から事の端末を聞かされて泣く人。自分の心が変わっていると思わなかったのかと涙を流しながら怒った。ハッピーエンド
フロイド
ちょっとだけ泣いた
ジャミル
この話のキーキャラクター。主人公の実家に交渉を数年かけて行った。はじめはいい顔しなかった家長たちが彼に主人公であった宝石を渡したのはその熱意と、家の掟すら破って息子が打ち明けたという事実があったから。十年たとうと、百年たとうと主人公に対する想いが消えることはない。本当は嘘でもついて、ジェイドからどんな手を使っても宝石を奪って、主人公を手にすることも考えたけれど、結局は主人公の幸せを願った。
カリム
従者の気持ちを知っていた。泣いてるのは見ないふりをする。
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