歌を歌っていただけですけど!? | ナノ


▼ あとがき


こんにちは睦月改め雫月夜(しずくつきよ)と申します!この度は『歌を歌ってただけですけど!?』を最後までご覧にいただきありがとうございます!今回の作品、無事に完結まで走り抜けることが出来たのは一重に皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

書き始めて丁度ひと月(この話、実は2020/12/25開始なのです)。まさか完結するとは思いませんでしたがとても楽しく書かせていただきました。今後、『歌を』の話は番外編という形で回収できなかった伏線とか、書きたかった話(虎杖と順平君の再会)とかを書いていきます。そしてエロとかも書いていきます終わりません。本編は終わりましたが番外編はまだ終わりません。



さて、こっから伏線解説(さらっと)。まずこの作品は前キャプションで書いた通り「虎杖と恋愛してぇ」と思った私がたまたまYouTu〇eで流れてきた【ぴちぴちピ〇チ】を目に入れたことで出来上がった作品でございます。そこから練り練りしてこんなのが出来ました。伏線解説は気楽に見てください


こっから伏線とか解説とか↓
 

 まず、一話目、二ページ目の最後『神様』というワード。コレ実は伏線でした。そして次の三ページ目。コレは本編で回収させていただきましたが、『最後の記憶は正月に縁側で餅食ってた』というところ。勘のいい方は「なんでこの夢主、神に問い掛けてんだ?別に会って無くね?」と思ったかもしれないです。それすっ飛ばして『餅』『正月』『神』で【年神様】を連想した方いらっしゃったら教えてくださいビビります。
 ヨルちゃんが異常に強い理由はココにありました。また【転生】という素敵なワード。私、自分で作品書くときにただ転生させるのはあんまり好きじゃないんですよね。転生に意味を持たせたい派。

 次に”黒”です。彼らはヨルちゃんの力によって呪霊から神の使徒または神の存在に限りなく近づいた清らかなな存在です。本来は。でもヨルちゃんは転生時に少しごちゃごちゃあって(ここも番外で書きますが)、呪力を宿して生まれました。だから使徒は使徒でも呪霊の力を宿しちゃった感じの使徒です。なので作中で彼らのことを【呪霊】で表現することは少なかったと思います。彼らは呪霊でなく”黒”なので。そして”黒”は彼女の領域展開内では本来の使徒として力を振るうことが出来ます。ヨルちゃんが吐血するので今後その展開があるかどうかは分からない。呪霊を作り変えるというよりは元より使徒となる可能性のあった呪霊を使徒としたって感じですね。神様ホイホイ(堕神)。ちなみにどっかのクトゥ〇フ神話の邪神方は純粋に邪神(分霊)です。好感度しか弄れなかったらしい。複雑ですね。まあだからこそ彼女は灰原を救済できました。

 次にヨルちゃん。最終話の展開がしたいがために彼女の名前はヨル(夜)でした。苗字に特に意味はないです。この子は最初陰陽師とかにしようかなーって思ったんですけど、陰陽師と呪術師って大差ないんですね。調べて「おおん?」ってなりました。巫女にするでも巫女がそこまで強いのは…。と考え祈祷師に。彼女の能力が伏線だと気付いた方いました?「歌=唄=祝詞」この解釈です。祝詞違くね?って思った方いますよね。祝詞って太鼓でリズム取りながら神様にお願いするんですよ。一部地域では。そして「拍手」諸です。神に願い、お稲荷様とか眷属に願う時、拍手、しますよね?
 実際ヨルちゃんがやってるのはそういう事。「神の使徒」を「拍手」で召喚し、「神に近いモノ」を「祝詞」で召喚しているだけです。全部御願いなんです。”黒”にとって。そして彼らにとって信仰者を守るのは当然のこと。そして慈しみ、愛するのは当然のこと。でもヨルちゃんに従ってるのも事実。彼らの関係は祈り祈られ命じ命じられるっていう歪で、でも彼らの中では損のない気持ちの良い関係なんです。神は信仰されればされるほど力を増しますから。
 一話の登場人物のヨルちゃんのところに【主人公に付けば自分も強くなると本能的にわかっているため、多くの場合は断らず召喚に応じる。】これはそういうことです。
 あと度々作中に登場した食事シーンはすべて奉納です。いっぱい食べるというより食べざる得ないんですよねヨルにとっては。神に奉納するから彼女はたくさん食べます。無自覚ですけどね。

 縁切狭とか縁のくだりとかも伏線のつもりで書きました。縁結びとかって神様の専売特許じゃん?

 そして最後。ヨルちゃんが度々抱きしめている兎の黒。あの子の付属歌は十五夜うさぎっていう歌の”黒”です。この子、実は今回のMVP、この子がヨルと虎杖の頬を舐める動作をしたと思います。コレは相性のクソ悪いヨルと宿儺の気を強制的に繋げ、結果、宿儺が彼女を生得領域へ引き込む手助けをしました。ちなみに宿儺はヨルちゃんがいると虎杖の身体に浮かび上がる頻度がソレはもう減ります。

と、長くなるので書きたい伏線と解説だけ乗せましたが、他にもいろいろ伏線とか張って、きちんとできている回収してる所はできているので、また一から読むことがあれば見て頂けると幸いです。(ホントはまだ解説とかしたい)



キャプションの方にマシュマロを設置しておくので感想・リクエスト等はお気軽にどうぞ。

 ……なんだか長くなりましたが、本当に暖かな声援ありがとうございました。そして表紙を描いてくれたさなちゃん。本当にありがとう!!番外編等で続く作品ではありますが、本編これにて閉じさせていただきたいと思います。

あ、最後に。この話は本誌がどんな展開になったとしてもハッピーエンドで終わるし、虎杖は老衰で死にます。そしてヨルちゃんと虎杖は子供五人以上作って幸せに暮らします。以上。また次の作品でお会いしましょう!

また、サイトの方では登場人物の説明等を諸々切り取っています。全部見たい方はこちらから

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