おねショタ(概念)番外編 | ナノ


▼ コナンとクロスオーバー

現パロ(コナンクロス)



「タピオカチャレンジなるものがあるらしい」




そう口を開いた宇髄にその場にいた全員が軽蔑のまなざしを見せた。元柱が集う柱(笑)会議、INカフェ。で、宇髄は買ってきたビニール袋をテーブルへと落とす。その中から飛び出るのは人気店のタピオカたち。抹茶、オレンジ、マンゴー、紅茶、と様々な色合いのそれに全員が無言でただ次の言葉を待った




「時に藤野、甘露寺」
「「??」」
「お前ら、ちょっとやってみr」
「殺すぞ貴様」




結構マジな宣告である。伊黒の殺意に妹弟子がどうどうと落ちつけさせ、一つのタピオカを手に取って上にしたり下にしたりしてから机の上に置き




「まあ、できんこともない」
「しゃぁああああ!!」




そう断言した。歓喜に震える音柱(笑)ににっこりとほほ笑んで、藤野は、私は、宇髄に聞く




「いくら出す?」
「・・・・・」
「え?まさかこの完璧な体つきした私が無償でやるとでも??」




我美女ぞ??おねショタ()ぞ??そんなエロい概念的なお姉さん的存在の私が無償でやるとでも??もちろん蜜璃ちゃんもやらねぇぞ??昔ノリとテンションでやって伊黒から容赦のねえ手刀受けてるわけだし




『伊黒―!見てみて!タピオカチャレ…!!』




最後まで言い終わるより先に出された手刀は避けれず、私は思いっきり伊黒からの手刀を頭か受けて悶えた、タピオカはもちろん炎天下のアスファルト上へと広がり、無残なことになったのだ。




『………』
『二度とやるな』
『はい・・…』




圧がひどい。
でも伊黒、私の700円は返してほしい。




「……男の、ロマンだろ!」
「勝手なロマンは減点、というか、女子高校生にそれを求めるの犯罪だと思いますけど輩先生」
「…ぐっ…!」
「蜜璃は大学生ですけどね」




席に腰を下ろして、運ばれてきたオレンジジュースを飲む。ちょっとした苦みに甘い酸味が絶妙でおいしかった。
そんな私たちを楽しそうに眺め。パンっと誰かが手をたたく




「まあまあそんなことよりも、ひとまず今は藤野さんの冤罪被害について話し合いましょうか」




話を切り上げ、自然な動作で自分の元に抹茶タピオカを運び、飲みながらしのぶが言った言葉に、この場にいた全員がただ無言で私を見た。いや、ひどすぎる。肩をすくませる私に宇髄が紅茶の方のタピオカを渡しながら重々しく口を開いた。




「今月の被害情報を行ってみろ、鏡子」
「職質22回です」
「迷子の遭遇率はどうだ」
「20/22で職質です」
「ここまでくるとその顔も業が深いですね。」




感心したように言い放つしのぶに私は頭を抱えながら目線を机へと向かわせた
不死川ですら今月は18回だったのにな、記録更新おめでとう、と宇髄と時透君からの言葉に私は机に顔を打ち付けた。




「私、そんなんに小さい子大好きに見える?」
「「「「見える」」」」
「そうだよね〜〜前世も誤解とけたの無惨戦から数年たってからだもんね〜〜〜」




ひどすぎじゃない?

はぁっと、ため息をつき、髪を耳にかけながら言えば、全員が表情を緩めてこちらを見る。そういう目で見るの本当にやめてほしいんだけど…。




「ところで、君はいつキメツ学園に入学するんだ?」
「しません。そもそも鬼がいまだ蔓延るこの世界で戦力の分担を提示をに納得したのは皆でしょう」
「しかしなぁ、不思議なことに鬼はこの町の周辺にしか出現しない。」
「鬼舞辻の仕業かとも思いましたが、彼は彼で人としての生を思いっきり謳歌して今いますからね」
「本当にはらわた煮えくりかえるよね。」




確かに。そのことに関しては全力で同意をせざる得ない。なんで前世の親玉がのうのうと息を吸ってるのか。はぁぁあっと、再びため息をついた時だっただろうか、荒々しい音を立ててカフェの扉が開いた




「手を挙げろぉ!!さもなきゃ撃つ!!」
「「「「「………」」」」」」




ここは犯罪都市という呼び名の高い米花町。転生した先が鬼とのクロスオーバーなんてひどく笑えない。










その団体客は酷く不思議だった。来店時から周りの注目を集めた八人に江戸川コナンは目を向ける。全員がテレビに出るレベルできれいな顔つきである。

先頭を歩く少し小柄な蝶の髪飾りをした美少女が桃色の髪と金髪を緩く肩にかける美女たちに囲まれて楽しく会話をし、その後ろを堅気には見えない傷だらけの男と表情の読みにくい派手な髪をした男が歩き、銀髪の髪をした背の高い男が何やらビニール袋を手に握りながら席に着いた。遅れて店に入ってきた中学生くらいの少年が手を振ってその団体の中に入り込めば、話は一気によくわからない羅列が並ぶ。好奇心をくすぐられなかったといえばウソだが、ほかの団体の会話に耳を貸すほどコナンも無粋ではなかったため、特に気にはしなかった。ウェイターの梓は少し興奮したように彼らを観察していたのが少々気になるが、それはそれ、これはこれだったのだ。


そんな時だったと思う。怪しげな数名の男が銃をもってポアロの扉を乱暴に開け放ち、銃を数発撃ちこんだ。思わず舌打ちをしてしまう。この場にいる客のほとんどが一般人である。これはコナンも下手に動けなかった。数名の客が恐怖で顔を強張らせる中で、どうすればいいのかと頭を巡らせた。厨房の奥に引っ込んでいた安室すらもカウンター席のほうに連行されて縄で縛られる。その鮮やかな手つきからどう考えても初犯ではない。




「おら、手を出せ!」




男の一人が例の団体客に近づくと、一等小柄だった蝶の髪飾りをつける女性の肩を乱暴につかんだ。--瞬間。男の体が飛ぶ。




「あらあらオイタはダメよ」
「しのぶちゃんに傷でもついたらどうするの!?」
「大丈夫ですよ。その時はやさしい毒で殺してあげます」
「お前ら過激派か…」
「どうでもいいでしょ、なんでこんな時まで変なのに巻き込まれるかな」
「これ以上警察の世話にはなりたくねぇんだがなぁ」
「うむ!致し方なし!!」
「鏡子、甘露寺、お前たちは隠れているといい」
「あらぁ。私は隠れなくていいというんですか伊黒さん」




恰好的に金髪の美女が投げ飛ばしたらしい。何度か手首を振る姿にコナンは冷静に分析した。それにしてもどこにそんな力があったというのか。付け加え、先ほどから聞こえてくる、何か、息を吸うような音。それは普通に会話しているように見えるあの団体から聞こえてくる。すぅぅぅうううう、と。何かが始まる前兆のようなそれに、思わず身構えれば、一瞬にして彼らの姿が消えた。気づいたときにはすべて終わっていたと思う。




「鬼に比べれば序の口だよね」
「人だからな!!」
「まあ、死なない程度に威力は調節しましたが、甘露寺さんは手加減できましたか?」
「私は紐で拘束する係みたいなの」
「甘露寺にやらせたら死人が出るだろうが」
「甘露寺の分は俺がやった」

「すごい、私何もしてない」
「お前は自分の服を考えろ、スカートだろうが」




成人前なんだから恥じらいを持てと銀髪の男のわきに抱えられた金髪碧眼の美女が悲し気につぶやいていた。




「いや、それにしても駆け出してすぐに進路変えて私拘束する?普通」
「敵は五人、しかも対応する奴が対応する奴だからな。」




何かあって殴られるのは俺だと男は言った。








☆ここから始まるコナンストーリー


きらめく刃が月に照らされるーーー。

「え、もしかして僕、稀血!?」
「稀血ってなに!?」


そして出会う五感組――――。

「あれ、君、中身と外見の匂いが違わないか?」
「鬼じゃないよね?子供の音じゃないよ??」
「お前なんか気持ち悪いな!」
「・・・・・この子、鏡柱さんの言ってた稀血の子じゃない?」
「ああ、行冥さんと兄さんが言ってた…」


対峙する国家権力


「お前たちは、一体・…」
「私たちは鬼を狩るもの。鬼殺隊。それ以下でもそれ以上でもないよ」


そして誤解されるおねショタ()


「小さい子に手を出すのは犯罪ですよ!」
「待ってください誤解です冤罪です!私はこれでも17歳でーーーー!」




















続かない。


設定↓


おねショタ()さんたちが死後コナン軸に転生。鬼はまだいる。鬼殺隊という組織も非公式ながら半公式的な立ち位置で存在してる。その中でも最高位の実力を持つ人間を柱とし、政府から刀を所持することを許可。それ以外の隊士は仕込み刀を持ち歩いている。

なぜか鬼は米花町内でしか発見されていない

上弦たちも転生してるけど普通の人として生活している。数名ほど鬼退治に協力してくれているかもしれない。




ちなみに刀を抜くとなぜかわからないけれど変身する。おねショタのお姉さんはその日の天気とか気分とか状態によって変わるため、よくコスプレイヤーと間違えられてるよ。本人も開き直ってコスプレイヤーとして活動してる。

タピオカチャレンジはできる(余裕)



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