3
「戦場なんて危険なところ、香が行く必要はないだろう!」
危険だ!
マーリンが叫びながら私の肩を掴み顔を近づけた
うっすらと浮かぶ涙を見ながら私は少しだけグラついてしまう
幼少期から見てきたからか私は割とマーリンに甘い。まだまだ私が知るロクデナシでないことが一番の原因ではあるのだけれど…
「ほら、私死なないから」
「怪我はするだろうっ!!」
ごもっとも
prev
next
目次に戻る
bkm
夢小説置き場に戻る
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -