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もうずっと息をしていない死体
ピザは来た、ナプキンはまだか
どうせなら死ぬまで好きでいて
いとしいからって無口でわらう
温度がなければまだ無垢のまま
それぐらい子どもだから許すわ
マスタードに似てずきりと辛い
ではごきげんよう、もう二度と
場にふさわしい褒美でこそあれ
ノブレスオブリージュよ永遠に
うまく育ててじょうずに育って
いつか天王星へいってしまおう
腕時計が午後七時を指していた
と（ど）まるわけにはいかない
してやられたりやりかえしたり
だれがティンクをころしたの？
魔の手にかかって魔法にかかる
バターになるまであとちょっと
とうぶんは飼い猫のままでいい
買い物には連れて歩けないから
静かにしていて見つかるまでは
どうしてもっと好きにできない
みんなばらんばらんになります
できれば恋人になりたいのです
携帯ならそこのポケットですよ
抱きしめるよりは簡単ですので
「馬鹿」はこっちのセリフです
指示薬C20H14O4：君はかしこい
伏し目がちでいいことやってる
甘え下手・甘い舌・甘やかした
日傘に雨音、ブラックボックス
くらがりも呑みこんでみせよう
おいしくたべて終わりにしたい
カーテンを替えた次の日は晴れ
仕方がないとか資格がないとか
しかってしかって僕はわるい子
いつかの笑顔がかすむくらいに
きっと彼は旅に出ようと思った
いわゆるあそびというやつです
私を消してしまいそうでこわい
ずるい、ずるいねとてもずるい
何が愛しいかなんて私が決める
アイ リブ イン トーキョー
ホワイトアスパラガスとナイフ
貴方の弱点として居座れること
きっと愛だけは捧げてあげよう
取りこぼしスイートキャンディ
君ほどの王様には誰もなれない
そういうことはあいつに言えよ
君と結婚したら幸せになれそう
飛び越えてなかったことにして
キャンディなめるのやめてよね
アイスクリームまでひとっ飛び
あなた、と呼ぶのはただひとり
そしていつかこうふくになろう
大人しくしてなよと冷たい瞳で
いいことマリー、話をきいて？
世界が終わるきっかけだろうか
どうしてこうも惹きつけてくる
あなたにあわせて恋をおぼえる
雄しべになればわかるでしょう
生きもののふりなど造作もない
恋でしょうか？ 恋でしょうね
永遠に子どもにはなれないまま
カミサマはちょっとだけズルい
春がやさしければ苦労はしない
ねえオールド、魔法はどこに？
澄んだ水には初恋が沈んでいる
ゆるやかにつめたくなっていく
水槽に潜むには尾びれが眩しい
いったい何のつもりなのだろう
誰からも愛されないでいること
片想いなんて、やめてしまえよ
行こうよ、はやく、まほろばへ
嫌いになったわけじゃないんだ
僕らの手の中には空気しかない
進まないあの子がうらやましい
ジュリエット様は喧嘩がお嫌い
ジェットコースターメイクラブ
役名ロミオと役名ジュリエット
せめて名前だけでも取り替えて
ねえハニー、と金糸雀が啼いた
輪の中にいるあの子を知らない
シンデレラガールと年嵩の乙女
今日がなんの日かわかってる？
ただの許可がこんなにも虚しい
ねだっているのは特別な九番目
今夜のわたしはあなたのペット
ホワイトが僕を簡単に修正する
いい子はお部屋で遊んでなさい
わたしたちいつかも生きていた
ってこれ×年前にも言ったよな
自制せよ、自戒せよ、自虐せよ
いつまでも朝が来なければいい
君のまぶたにキスして起こそう
いつか、誰かが貴方を救うから
狂わずにいるのはとても困難だ
悔いて悔いて悔いて、それでも
しゃれこうべひとつ踏みつけて
ミント色の帽子が見当たらない
まともな言葉をきかせておくれ
僕は君がいるところにいたいな
生まれ変わったらなにになる？
ひとつぐらい抱きしめていたい
理不尽さがいっそすがすがしい
そういう上目遣いはやめてくれ
愛！愛！愛！みんなみんな愛！
とろとろしてたら盗られるよ！
どうしていいのかわからないの
出会いはまるでシナリオ通りに
とにかくそのまま放っておいて
それもそうだね、と僕は笑った
たえられない、と彼女は言った
いますぐさよならを取り消して
君の嘆きはすべて聞こえている
違うのは生き方どころじゃない
とがらせた唇が艶めかしかった
名前の響きを好ましいと思った
貴方にいちばんふさわしい絶望
問いかけたのは私ではないのに
君のためなら一生懸命になれる
そういうふうに造られたんだよ
センチメンタルナショナリズム
と言ってもどうにもならぬので
右側の心臓をあっさり射ぬいて
謎は多いほうが楽しいでしょ？
ちょっとそこまで面倒みれない
暫く会わないうちに変わったね
二人はそれでも愛しあっていた
向日葵は太陽を追わなくなった
貴方の意思はどこへ消えたの？
罪は正義の名の下に功績となる
表裏一体になったはずのふたり
奇術師の手のひらにジュエリー
時ですらぼくらを隔てられない
好きなとこだけしらみつぶしに
あまやかなにおいのやわらかさ
ほんのひとかけのダイアモンド
許されないことだとは思えない
まさか舐めてなんて言えなくて
会いたくないなんてことはない
君とこうしていさせてください
さみしさをチンしてごまかした
マトリョーシカ人形のお着替え
さよならするふたりへ手を振る
ひとつ、君はただ君であること
やがて人生は僕に乗っ取られる
食べてはダメだと誰が決めた？
よろこびだけで生きていきたい
誰に決められた人生を歩むのか
機械的いらっしゃいませ修得法
詰まり気味のシャープペンシル
たとえば貴方と一緒にいること
お前がいなければよかったのに
手にしてしまったらもう終わり
マーマレードジャムのしたべら
水を飲みすぎたから死ぬらしい
制止も聞かずにレッツプレイ！
リストラクチュアリング恐怖症
どーにもならないなりたくない
マズい運命に捕まってしまった
証拠なんてみせるもんじゃない
はやくきてよドッペルゲンガー
プレシャスピンクと下世話な噂
あれで抱いたつもりだったの？
当然のことさ、喜ぶまでもない
世界が終わるまでの一分間だけ
わすれちゃいけないものリスト
ダアリン、ハニーがお困りよ？
憧れだったので愛はありません
ボキャブラリーが悲鳴をあげた
くどいくらいに好きって言って
泣いてくれるな、愛しいものよ
名乗るべき名など腐るほどある
重量オーバーです降りて下さい
ビューティー・セキュリティー
消せば消すほど生まれるなにか
びっくりしてしゃっくりが出た
ごく一般的な庶民の懐事情です
警告 警報 対象を捕捉しました
ルームサービスはいかがです？
平気な顔をしてもダメですって
キャスティングした犯人を探せ
人生の終わりは君の悪夢か否か
お腹が痛い頭が痛い心臓が痛い
わたしをみてくれると嬉しいな
罪とは言わずともイグノランス
選り好みしているわけじゃない
北の果てでどうしてか見つけた
わたし、わたがし、だがしかし
ありがとう、これからよろしく
ホチキスで綴じたその手のひら
もっと明らかに違えばいいのに
君は何をもって不幸を厭うのか
不随の半身はお前を知っている
縁戚の男はそう私を詰りました
何処かうわの空な君を見つめる
マスカット一房にキスをおとす
倒壊する君と建築された僕たち
愛を愛することはできますか？
好きにも程度があるのですか？
よし一回深呼吸して落ち着いて
愛でられることを憂わぬように
過去に秘されて現在は侵された
本日の採点は終了いたしました
抱きあって未来から逃げました
未来より過去を変更したいかも
ヒトとは非道であるはずなのに
大っ嫌いと叫んでは後悔ばかり
正体不明のワタシになりかわる
ランダム模様のタイルを踏んで
二度と恋しないわ、これが最後
さみしい少年は少女と泣きます
満ちるのは僕でも君でもなくて
普通列車に抜かれた午前六時半
予鈴がひとつ、ふたつ、みっつ
何処の誰でもない何処かの誰か
想像遊びもいい加減にしなさい
つまりそれが君だけの愛である
ああ、あなたなんてだいきらい
ひどいせかいのゆめをみました
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なじってもいいしすがってもいい
だってさみしさは人間だけのもの
きみのことぜんぶきらいにしてよ
好きって言って、言ったら別れる
やさしさだけでは三日ともたない
手を繋ぎとめるだけのあとすこし
ぼくらのかわいいこどものために
お互いに誠意がありませんでした
二度とは許されない齟齬について
世界が終わらない日のための晩餐
よくねむるには目蓋が不可欠です
ハッピー・アンラッキー・エンド
黙って抱きまくらに徹しましょう
いきなり一人にしないでください
苦いのは珈琲だけで十分ですから
千百十二回目の「私は悪くない」
ビタミンミネラルアスパルテーム
どっちの方が好きなんだと思う？
うずめるようにだきあっていよう
いつまでもいつまでも閃いている
だけど水掻きは忘れ去られたまま
空だけを見ているふりをしていた
貴方が消えてしまいそうでこわい
角砂糖とミルクポットも忘れずに
夜にことよせてしか甘えられない
その眼差しが何処にも無い所為で
ただ世界からの返信を待っている
そう、おねえちゃんの言うとおり
星屑が散逸する我が夜空について
ぞんざいにするならおまえがいい
すげなくされるならあなたがいい
鼓動なんて容易く数えてしまえる
やがておやすみを言わなくなって
夜這いするためにベッドはふたつ
おとなぶってるカルガモの子ども
ちゃんちゃらおかしい愛情でした
とても好きですとっても好きです
うまくできないオムレツみたいに
随分とながいこと涙を忘れていた
サンチョ・パンサは両目を閉じた
何も知らないので殺してください
最低な女を演じるのも楽じゃない
カミサマが人の形をしている理由
臆病風はお前を震え縮こまらせて
やましいことでもしてるみたいだ
信じてください上っ面でいいから
カラーレス・キャンディドロップ
しばらくはまばたきも忘れていた
踏みだす先に沈むなら、それでも
明るみに晒け出すよりもなお劣る
129600回の瞬きを全て覚えている
唯一手に入るのが君ならよかった
窓越しに目配せ二回が秘密の合図
とりあえずひだまりでまるくなる
その熱がいつか燃え尽きるまでに
死ぬような目にはあわないだろう
たとえば不安をかき消したとして
やさしくなれれば楽だったのにね
あの子はあと二十日で大人になる
いつどこでだれを愛せばいいの？
いちばんじょうずに私を殺すひと
パラレルワールド・エンドロール
あんたとあたしとあいつとあのこ
オカエリ、タダイマ、サヨウナラ
透明人間が煙のように消えるには
あまえるな、優しいわけじゃない
愛された子どもと憎まれた子ども
ヴァニラシェイク・ラヴロマンス
ひとりのよるにはおとぎばなしを
きらいなのはレモンティーだけ？
少しは私のことも考えてください
そうやって照れるところも好き。
まったく仕方のないおとこですね
さあ、ショウタイムのはじまりだ
身を焦がす憎しみは欲望にも似て
そうして独りでしあわせになって
悪くないってことが増えたみたい
ペルソナ・ノン・グラータの正義
しあわせなはずの未来をみていた
僕が愛するのに相応しい人だった
あんよとおててをぎゅっと結んで
わたしはわたしでわたしがわたし
案ずるな、僕らはもう死んでいる
それがなにを意味すると言うのか
足りないのはあたたかなやさしさ
「仕方ない」って言葉、大っ嫌い
おきまりの文句と似合わない仕草
冷蔵庫に保存されている狂気の話
いそいであしたをむかえにいこう
ちょうだいあなたのあいがほしい
見えなきゃいいってもんでもない
野菜と果物ぐらいの曖昧な境界で
抵抗しろ、そうすればやめてやる
星占いの結果なんて忘れちゃって
ホモサピエンスの為に夢を叶えて
だって窒息死の方がロマンチック
優しいだけの私には相応しくない
ひらたく縫いあわせてしまおうか
よく噛んでから吐きだしましょう
はるばる想い出を探しにきました
水面鏡は美しい世界しか映さない
ハートにでっちあげられた不恰好
甘ければ甘いでしあわせだろうね
反対車線のおんなじ鞄をもった人
ｈｕｍａｎｉｔａｒｉａｎｉｓｍ
やるかやらないか、それが問題だ
もうちょっと痛いふりをさせてよ
いつかわかりあえない日がきても
華やかな宴、散り散り、千切れる
わたしとあなた、ちがういきもの
私が好きなの？ 私も好きなの？
リタルダンド、閉幕のお時間です
逃げたかったら逃げてくださいね
とんとん、お隣よろしいですか？
ゆるむのはほっぺただけじゃない
宣誓、僕は君を××でい続けます
大切とはなんて邪魔なものなのか
二人では成し得ない夢を見させて
サイダーサイダー、瓶ごとぐびり
わたしとゆっくり生きてみようよ
わたしが欲しいと言えばいいのに
伝えるための言葉をもたないので
願いごとを叶えない、という魔法
未来永劫、君も僕も存在できない
つまらない現実かもしれなくても
ルールその一、抵抗したら皆殺し
いらないものでもあるのですか？
リアルリアル、リアルでしかない
だいすきだよ、だいすきだったよ
わたしはおまえをしっているのに
なぜだれもおまえをしらないのか
エスカレート・ミスリーディング
いつの日かあなたを見失ったなら
白紙は手のひらに収まるサイズで
不思議と憎しみは生まれなかった
軽薄な少年は大胆に物語を綴った
エスコートされる特権とする特権
平凡な間違いは逆に訂正が難しい
あかさたな、頭だけはのみこめた
マーフィーはこの世を未だ支配す
悪臭と黒煙とあと咳き込むあいつ
女ではあっても少女にはなれない
走れ、泣くな、きっと出来るのだ
思考回路にエラーが発生しました
確かに唇はそう動かした、そして
とても赤いとても暗いとても痛い
わたしのかわりをさがしています
飽きたらぽいしてまた拾い上げて
夜からはじまり、お昼でおしまい
沈殿物が溶けてなくなるまでには
はじめまして、君への僕の愛です
嗚呼何て退屈で目に痛い毎日なの
酷い奴と友にまでののしられても
諭吉さんと英世さんが喧嘩してる
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だが、きみはそうしてきたんだろう
わかっていましたそれでもすきです
いつかになればはいつまでも来ない
ついてきちゃだめ追いかけちゃだめ
ちょうど悲しみにつりあうぐらいに
やさしいんだね、それでも嘘が下手
ひとりだけ羽根があるなんてずるい
無条件に人を嫌うというのは難しい
あんなに好きだってくり返したのに
ライオンにたてがみがはえるように
できれば良き友人でありたいのです
毎回「楽しかった」でおわるデート
気に入っていただけませんでしたか
ポップポップカラフルキャンペーン
そのまま鵜呑みにして消化しなさい
レモン・フレィズ・スライスィング
その世界ごと匿って差し上げます故
僕たちは僕たちに失望したくはない
ソーリー、朝はまだ来ないみたいだ
曖昧に目蓋だけ見つめていればいい
私が飼い慣らしていた獅子について
昨日問題となった件に関してですが
騙されてくれるなら嘘でもいいです
どうしてもおとなしくしてくれない
神様の名前はニンゲンと言いました
お前の前にある道こそが未来なのか
わたし・しあわせ・セックス・好き
私の友だちはいい子だったでしょ？
愛に溺れたら死んでしまう生きもの
一番きれいな水に棲む魚になりたい
幸いにも酸素は充たされているので
ずいぶんと浮かない顔をしているね
だめだどうしてもきみはうつくしい
誰しもがアルキメデスを知っている
ベガもアルタイルも我が侭が過ぎる
彼のロミオは夜道を一人で歩けない
主人が気まぐれで困っているんだが
母さん母さん、どうすればいいの？
謝らないといけないことがあるんだ
わたし以外とは手をつながないでよ
幸せに埋もれているのかもしれない
聴こえないし、聴こえなくてもいい
わかりやすく人は幸福になりたがる
貴方のためにどうして私が躊躇うの
他者の血と肉で社会は成立している
私の心臓の鼓動で世界ははじまった
さよならさよなら、私はもう行くわ
私が貴方に追いつくのに必要な選択
たちまちのうちに二人がいなくなる
片割れと呼んでも許されるだろうか
この世界にはこわいものなんてない
リミット・スイッチを引き剥がして
貴方にやさしくしてもらえるならば
キスぐらいひとりでできるもんっ！
あんたがほしいのはきっと命だろう
紙切れ一枚で救える命があるという
少女は剣を取り、少年は盾を捨てた
私たちは笑えるくらいに嘘だらけだ
それが偽善だと理解していますか？
ふたつでひとつがふたつでいくつ？
愛すること／争うこと／足掻くこと
汝の理想とは、この世にあるや否や
まんまるな瞳が綺麗な色をしていた
幸せになれないわたしたちについて
私と貴方の違いを百字以内で述べよ
シスター、聞いていただけますか？
ほっぺたはここで、くちびるはここ
わかるまで何度だっていってあげる
間違えたかもしれない明日について
なんて汚いんだろう大人ってやつは
繰り返す一分が少しずつ長くなって
僕が君を愛したままでいるためには
空が青いから地球は今日も平和です
プラットホームでちょっと大事な話
それは宿題よりもずっとつまらない
嫌いではないけどもう愛は抱けない
すくなくとも好意はふくまれてない
ぜったいお前がちくったんだろうが
お前を欺いたこと、悪いと思ってる
囀ったのは果して愛だと言えるのか
失恋のち、友情が芽生えるでしょう
壊れていない心臓はありませんか？
私は貴方のものだと言いましたのに
よもや手放したりなんかしないから
伸ばした手にはもう二度と触れない
登り棒と滑り台とベンチとフェンス
やっと空気を震わせることができる
ふるふると喉仏が悲鳴を上げている
白いもやがぼんやりと広がっていく
会いたい方をお連れしましょうか？
それこそ、平凡を絵に描いたような
エキセントリック・トリックスター
誰かに知ってほしいわけではなくて
僕はまた、君を好きになるだろうね
きっと千年先に貴方が笑えるように
やっぱ私の運命の人は貴方じゃない
愛の前では恥じらいなんて無力です
今夜駅前に六時半だって、あいつが
お願いですから、ああ神様、笑うな
残酷な男は凶悪に救世主を気取った
最大の感情は愛ではないのですか？
マエストロ、そちらは私の舞台です
また一人で歩くと言うのね、貴方は
なら一緒にあしたを生きてみようよ
もう一度キミは夢を諦めたのですか
箱になりきれなかったこの世の悪夢
ここに立て、さすらば栄誉を与えん
薬匙で掬える分量（、耳掻き一杯）
痛い、痛くない？ 溶けてみようよ
声に出しても実行できない八の言葉
蜜柑の落ちる音は林檎よりも小さい
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ぎりぎりをすべりおりるファンタジー
双方に当てはまる正しい答えを述べよ
ぜったいにできないからだいじょうぶ
ニュアンスが好きと同じのばかやろう
これまで好きにやってきたのだからさ
愛に愛に愛に愛に愛に愛に裏切られた
類推ごときで理解できるとお思いで？
いらいらしているのは誰のせいですか
そう言っていつもどきどきしています
生パスタ茹でるのに何分かかってるの
わたしたちはただ、独りが嫌いだった
嫌がられてるって嫌がってるって嫌ね
あなたに卵から孵してもらいたかった
それでただ頷くことしかできなかった
その瞳に映るのが、わたしのしあわせ
トレイン、また迷い子を見つけたの？
貴方の抱えるものがすべてだとしたら
あなたのスイッチ、押しましょうか？
ハッピーバースデイ ドン・キホーテ
きっとおしまいには私に会いに来ない
ただひとつの後悔が許されているなら
攻略難易度を下げるための十二の策略
わたしのかなしさでかわりになるなら
死因には愛の言葉をつらつらと並べて
せめて迎えぐらい寄越してちょうだい
背中さえ見えていれば迷わずに飛べる
君が焦がれているのは空だと言ってよ
まどろっこしい真似をするんでないよ
あなたについていくのだ、そう決めた
こわれないためだったら何でもするわ
ハイリスク・ローリターンのメソッド
やめよう、きっとつらいのは君だけだ
傷がつかないように傷つけてみせてよ
当事者が幸せならいいんじゃないかな
喜ぶ顔が見たい、とかなんてベタ惚れ
これがギャップ萌えってやつですか？
お前が笑う、その家に帰れるのならば
「おまえはいったいどうしたいの？」
くだらない戯れ言を繰り返してみても
うそつき、幽霊なんかじゃないくせに
うつくしいかがやきを焼きつけて死ぬ
聞こえるか、この歓喜が、この興奮が
※性質の悪いツンデレ（希望的観測）
貴方は三秒以内に恋におちるでしょう
心の中まで無愛想なのね、あなたって
他人が泣くきっかけになんてなれない
勇者であれ、英雄であれ、男であれ！
Ａ：私は殺したくも殺されたくもない
貴方を不健康にするおそれがあります
もし、生き残ったのが自分でなければ
あなた、それ、なにをもっているの？
兄である前に自分はただの弱虫でした
カストル、その白は僕らの涙の代わり
半世紀を貴方のために生きてきました
鱗の一枚をそおっと剥ぎ取るみたいに
そういう若い頃を後悔しないためには
できる子は悩んじゃ駄目なんですか？
だましだまし心臓を休めていくのです
そうしていれば楽に生きられたのにね
これほど澄んだ瞳は他にはないだろう
きっかけになりたかったの、わたしが
要するにあたしは人間じゃないって？
よい踏み台となってくれてありがとう
あえて言うなら興味があったからかな
ボランティア精神ってとこが大事です
黙ったままの否定は肯定と解釈された
たまには少し甘い言葉を囁いてあげる
その発言がすでに空気を読んでいない
読める空気を発明すればいいんだな！
泣きそうな顔で笑って、それから嗤う
えまーじぇんしーえまーじぇんしー！
この世に偽りは存在しない、という嘘
生かすな、殺せ！（殺してくれよ！）
自称愛の狩人、二股について熱く語る
君の言うことならなんだって真実だよ
さっそうと現れて、さっそうと消える
劣等生のあんたは僕を好いたのかい？
紫が嫌いだ、俺をかき乱す紫が嫌いだ
小さな宝石落としたはずのカーペット
敬虔な女は唐突に天使の仮面を剥いだ
愛を持たない人は生きていけますか？
つまり快楽はただの性癖の問題でして
でも一生のうちでこんな些細なことは
認められたらそれは間違いでなくなる
神さまは人間ではなく獣になりました
知らないもの（、たとえば絶望とか）
誘拐犯はどうも惚れっぽいみたいです
見ず知らずの私も愛してくれますか？
耳から染みる何処かの愛と何処かの夢
半端なのは嘲笑われる対象でしか無い
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銀の十字架が燃える、サイレンを鳴らせ
不幸があなたをさけてとおりますように
サラエボ、あなたの雪解けを待っている
よく覚えたら冷蔵庫に貼り付けておいて
そわそわするほど子どもじゃありません
どうしてもお別れの匂いのするシチュー
君ならいちばんあかるい衛星になれるさ
間違えて暗闇に飛び込んでしまったのだ
君の片恋はうつくしいかたちをしている
一月前の最後のメールを大切に読み返す
身勝手であればあるほど貴方はやさしい
あの時どうして私が鬼とならなかったか
わたしとおんなじ名前の、あなたの恋人
ひとりのおんなのこでいさせてください
いっそのことわざと捕まってみせようか
そうして失う何もかもなど知らないふり
まともに目線を合わせたら死んでしまう
嫉妬かしら、かわいいのねマイキャット
それは見捨てたことと何が違うのだろう
どうせ一番じゃないなら放っておいてよ
たとえば星空ならきっとつながっている
素直になるには時間がかかりすぎていた
ちょっとこの子抱きしめてもいいかなあ
自分がいちばん己の矛盾に敏感らしいね
帰る場所なんてどこでもいいんだろうに
そんなに辛いのなら忘れてしまえばいい
秘密と名付ければなんでも許されるのか
言葉だけでわかりあえるのなら、なんて
その小鳥のような声で縋ってほしかった
だまされないで、それは真になりえるわ
トーストした食パンとオレンジジュース
甘い雨が降ったのはいつのことだったか
貴方より大切なものなんてどこにもない
いっそのこと眠ってしまえればいいのに
お前のためだお前のためだお前のためだ
「さみしいねえ」「うん、さみしいね」
たった一回ぽっちで理解したつもりなの
ともすれば笑ってしまいそうになるので
ポルックス、その橙は僕らの愛の代わり
甘いばかりでちっとも苦くないじゃない
脱脂綿に吸収されてしまうだけの血液を
そうか私は貴方のことを好いていたのか
呼ばれるたびに少しあたたかくなれます
要約すると大嫌い（うそ、やっぱ好き）
失望されたぐらいで死にたくなるんだよ
哀しみを忘れたころにまた会いにくるね
こちら月に五百円でご利用いただけます
ごく稀に貴方を傷つけることがあります
そこに愛を求めたのが間違いだっただけ
課題は君の笑顔をみても動揺しないこと
絞り出した果汁の赤はなぜか色が薄くて
彼を愛したのは二人。彼が愛したのは？
抱きしめるための腕とキスするための唇
左側にある私の言うことを聞かないもの
ほしかったなにもかもがガラスの向こう
ですから私は死んでみやふと思ふのです
楽に生きられるなら神様なんて必要ない
生まれ変わりを信じてみたいな、なんて
個体の死は科学者のsampleになりました
どれだけの絶望で人は死ねるのだろうか
ふざけてしか言えない意気地なしの退場
ヒールが欠けたままで始まるパーティー
全然待ってないだなんて、うそつきな君
ガラス越しの視線で愛は伝わるのかしら
奇遇ですね、……え？ 偶然ですってば
そのまま言えば貴方はただの七番目です
混ぜるとおもしろいことになる、かもね
残らず壊してすべてを喰らいつくしても
現実を見るには狂気を飲み込むことです
君を愛するには僕はきれいすぎたみたい
僕らの春にはもう木枯らしが吹いている
しょうがない、証が欲しかったのだから
近場ですませる優しさは僕にとても痛い
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恋してもいいけど恋しがるだけじゃだめよ
うわべがうつくしいのはだいじなことなの
あなたがいつもかなしんでいるのはなぜ？
「バイバイ」なんてただのポーズでしょう
だからどうして嫌いって言っちゃうのかな
いつもこっそり忍ばせてるのを知ってるよ
ひとり・とりこ・りそう・そまる・またね
いったいどこに小指を落としてしまったの
それじゃ死んでしまったみたいじゃないか
「お前が僕を殺したせいだよ」と君は言う
知らないかな、私の心臓には疾患があるの
まずは甘いチョコレートを一欠片溶かして
×××××だなんて言えたら良かったのに
僕はどうあってもあなたのことが好きです
彼は彼女の手をとってほほ笑み返しました
アイドルはきっとテレビの中に住んでいる
あなたにも大切なひとがいたのでしょう？
あ、から始まって、ん、で終わるおなはし
ガラスのハートには刺激が強過ぎたようだ
間違った方向に全力ポジティブシンキング
恵まれた国、恵まれた社会、恵まれた大人
良い子ちゃん、こっちに来てはいけないよ
理由の思い出し方は忘れてしまったけれど
Ｑ：人を殺めてはならないと証明しなさい
夜、雲はなく、月もなく、星さえ見えない
キスするときの唇の形が元カレに似ていた
サムシングインポータントオブマイライフ
デコレーション用クリィムのあまったるさ
好きでいることでさえひどく君を傷つける
あなたのもっているものをぜんぶください
さみしいわんことゆかいなねこのおはなし
うまく甘えるこつは大丈夫と言わないこと
じょうずにいきができないわたしだけれど
そもそも透明なものをどうやって読めと？
プリンセス、ガラスの靴はこちらですよ？
いいですよ、膝枕ぐらいいつでも貸します
もう二度と会わずにすむことを祈ってるよ
宝石を奪えるなら君の唇だって奪えたはず
だからあの青に目蓋を侵されることはない
落ち着け落ち着け、空はもう黒く染まった
いいかい、君はただ黙っていればいいんだ
なりましたなれましたなってしまいました
正解です（そう私はお前がだいきらい！）
酸いと甘いは同義であると誰かが言ってた
空いてますよ、両腕もこの心のまんなかも
振り返ってはため息なんて、もううんざり
ああ知ってますそれを制裁と呼ぶのですね
メリーゴーランド回して死んじゃえばいい
ループする幻想はエスカレートするばかり