おあいそさまさま
おいかけっこ
追いかけて、追いついて
追い込んだつもりの絶望に
おいしいところをおいしくいただく
おいしくたべて終わりにしたい
おいしく食べてよ、ね
追い詰められて生きている
置いていかれる
おいてく
追い抜きました
王冠を掲げた純情
黄金林檎と迷子の蛇蝎
おうさまがサマになるまで
王様の三時過ぎ
王子様とふたりきり
桜桃の目利きばかりがうまい
横暴だぞこいつ
狼男の独り芝居
狼は砂漠で死ぬ
オートマチック
おおばかやろうは君だけ
オーファンドラッグショップ
オープンハートはがけっぷち
おおよそワトソンには程遠い
オールドロップ
お母さまには内緒よ
お母さんはお父さんの恋人
おかえり先生
オカエリ、タダイマ、サヨウナラ
お還りなさい
おかえりなさい。その腕の中、手のひらの上、心の内に迷いなく居ついてしまえ。
お菓子よりお前の方がだんぜん魅力的だね！
置き去りにしてもっと苦しい
置き捨てたリアル
おきまりの文句（セリフ）と似合わない仕草
屋上行きエレベーター
屋上から街に飛び込む
お口のチャック
臆病風はお前を震え縮こまらせて
臆病な死人
臆病は病気
臆病者は捨てられない
臆病を催す
おくりうた
お好みのお菓子
おさえる吐息
おさかなは明日も地球を守る
お砂糖とレモン
幼い恋だとわかってた
おさないなりのすき
おさない初恋は保存する前に消えた
幼いままの彦星
幼子がおちた
おざなりなライラック
収まりきらないトランクひとつ
おしあわせにね
お慕い申しておりました
押し付けられた常識
押しつぶされそうなとき、君に殺される未来を空想してみる
おしばなとおてがみ
雄しべになればわかるでしょう
お仕舞いになっちゃう
おしまいをお離しなさい
おしゃべりは尽きない
おじょうずですね
お好きな殺意をどうぞ
汚染するハロゲン
怖気
遅過ぎはしない
おぞましき気貌
おそらく明日必要な感謝
おそらく棘に似ている嫉妬
恐らく祖国は滅んだ
恐らくは地球で暮らしている
恐らく未明には眠りに落ちる
恐れるのは嫌いという感情
おそろいにはまだ足りない
おそろしいにおい
おそろしいのはあまりにも無邪気にあと少しと言った君がその言葉の意味を知らないことだ
お互いに素直な尻尾
お互いに誠意がありませんでした
お互い散々
お宝になれたら
雄叫びがこだまする
お黙りエンターキー
オタワ在住のアンリ
おち
落ち込んでる君に
落ち着け落ち着け、空はもう黒く染まった
おちていく君に
おちる
おっしゃらないでください、その柔い唇からそのように頑なな言葉を
お手つきの人生
おてての短いお前が悪い
おとうとがほしい
おとうと、といういきもの
弟はよくできた子どもでした
音が、聞こえる
お咎めなしの悪戯心
御伽噺に例えるなんて愚かだ
御伽噺のように
おとことおんな
おとこのこのふり
おとこのこはどうしてあんなに優しい匂いがするの？
おとされました
おとしはおいくつ？
おとしもの
落とす落とされる陥れる
おととい
一昨日来ました
オトナ
おとなしいままでいきました
大人しくしてなよと冷たい瞳で
おとなしく侵食されてくれ
音無しの死体
おとなしめな優しさ
オトナだとかリクツだとか全く素晴らしく下らない
おとなになろうね
大人はわるい子普通はね
おとなぶってるカルガモの子ども
おとなりに退屈
お隣の幸福
お友達でしょ？
躍る、
お腹が空いたとしばらくないた
お腹の中が痛いのね
同じ恋を繰り返す
おなじ冷たさの瞳
おなじ名前をもつ彼女
おなじになったらいいよ
同じベッドで眠ろう
お馴染みはキャンディ・マシュマロ・ビスケット
鬼
鬼ごっこ
鬼だけに許されること
鬼も悪魔もこの世にゃいない、ただ人間がいるだけさ
おニューの携帯電話につけた世界で一組しかないお揃いのストラップ。
お願いですから、ああ神様、笑うな
おはよう鮮血
おはようでゆっくりと目をさます
おはようの魔法
おはようは二度とない
怯える耳朶
おひさまよりずっととおく
おひとりさまと恋愛映画
お舟が沈む水底の
溺れ女
溺れた泡
お前がいなければよかったのに
お前がうつくしく滅ぶために
お前が多くは望まないというのなら、私はお前に、私の持てる全てを与えよう
お前が憎くて仕方がない
「お前が僕を殺したせいだよ」と君は言う
お前が笑う、その家に帰れるのならば
おまえだけがジュリアンだ
お前に鬼となるのを強いたのは私なのだから
お前にだけは言われたくない
お前の愛した男が死んだ
お前のためだお前のためだお前のためだ
お前の熱を俺は信じる
お前の悲愴と引き換えだ
お前の前にある道こそが未来なのか
お前は愛されたがりだからな（愛したがりの俺とは相性がいいのさ）
お前はいい眼をしている
「おまえはいったいどうしたいの？」
おまえもひん剥いてやろうか
お前を欺いたこと、悪いと思ってる
おまけの僕
おまじない用ホイッパー
おめでとう
重い
思い出が遠いと泣く君は
思い出は喉元に
おもいな
思うとおりに泣きたい
面影合わせ
思っていたよりもろいのね
おもてうら×うらおもて
表には見せられない
おもひで
思惑錯綜
親子になろう、無精卵のオムレツを一緒に食べる朝だから
おやすみ
お休み朝焼け
おやすみが彼の心臓部
おやまあちょっぴり苦すぎる
お嫁につれていってあげてね
おられた環状線
オランダ分水嶺
折り合い
折り合いつかず
オリーブと神秘
おりおりお
折り重なった他人の秘密
オリジナリティー
折り目正しく嘘をつく
お留守のこころ
お礼に一曲いかが？
俺がいないと落ち着くってことはさ、一緒にいるとドキドキするってことだよね
俺が幸せならいいんだよ
俺が間違えたと言う君こそが間違っているのだ
折れない針
俺には心臓がない
俺の知らない言葉で愛を囁いて恋人はわらう
俺は逃げたんだ
俺は平和主義者なんだ
俺を憎んでくれ、恨んでくれ
愚かでしかない憎しみと羨望
愚か故に許される
おろしてほしい
お別れ用の愛してる
おわり！
オワリがきますか
終わりかけ
終わりなき闘争の調べ
おわりにはしない
尾を立てる
音学性の有無
温度がなければまだ無垢のまま
温度差がひじょうに目に痛い
温度差の密度
温度のない愛でした
雄鶏は朝日より遅く目覚めて
女殺しの女
おんなじ言葉をささやくな
女ではあっても少女にはなれない
女という性
女の子になるまではお休み