log | ナノ
たった一つの代償

太陽を追って叫ぶのだ
(たぶんきっとそう)
冷たい夜に怯えるな
(辛い辛いと泣き叫ぶ君)
たまには少し甘い言葉を囁いてあげる
(たちまち終わる夢)
独りは嫌だけど
(ひらりと手を振った)
共に果てるよりはずっと
(とどのつまり、君のこと)
つまらない現実かもしれなくても
(唾を吐き掛けてしまえばいい)
伸ばした手にはもう二度と触れない
(のまれてしまう)
だってだってだって
(だけどもう)
一番大切で一番憎らしい貴方
(いろんな感情詰め込んで)
死んでしまったとしても
(知らない世界で目覚める)
よもや手放したりなんかしないから
(横にいるのは誰?)
嘘でいいから頷いて
(海より澄んだその瞳で)



代償は何だったの?
なんて聞いても答えてくれる人はもう居ない


()内は省いても、()だけを使っても、もちろんそのままセットで使っても、お好きにどうぞ
120516
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -