嘘の私
裏切りだとか愛だとかそんなくだらないもので
そびえたてた陳腐な障壁
残らず壊してすべてを喰らいつくしても
悪いことなんてしてない
確かに唇はそう動かした、そして
正体不明のワタシになりかわる
嘘つきな私はワタシであってわたしでない
真実はどこかへ消えました
120314
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